2004年10月10日 関八州見晴台、子ノ権現
                   かんはしゅうみはらしだい、ねのごんげん

 西武池袋8時6分発の快速急行に乗り9時23分に西吾野に到着。
 なんと小雨が降っています。台風一過で晴れを期待していたのに、まさか雨とは。やめて帰ろうかと思いつつ
 傘を出して歩き始めました。北川に沿って進み西武線のガードをくぐりパノラマコースを見送ると、右の橋が
 萩の平コース登山口。民家を抜けると尾根道が始まります。わりと傾斜は急ですが、歩きやすい良い道です。
 萩の平茶屋に到着。コース本に土・日・祝のみ営業と書いてあったのですが、営業していませんでした。
 傾斜が少し緩くなってきました。墓地を過ぎると少し道幅が広くなり、突然、舗装された車道に出ます。
 ここの不動茶屋がありますが、ここも営業していません。車道を横切り再び山道を行き、再び車道を通過して
 関八州見晴台に到着です。11時5分。小雨の中、全く視界が無く、何も見えません。
 東屋があったので、ここで昼食にしました。11時55分、下山開始。不動茶屋まで戻り、車道を下り高山不動
 東参道に到着。大きく立派な本堂。長い石段を下ると大イチョウが立っています。高山不動を後にします。
 八徳、吾野駅の道標に従い、山道に入り下っていきます。柿の木峠に出ると志田の集落です。わたど橋を渡り、
 小さな榛名神社を過ぎると大窪集落に着きます。ここで道が分からなくなり、集落の人、2人に聞いて
 三社峠を越え下ると眼下に奥武蔵あじさい館の建物が見えてきます。下りきると山道は終わり国道に出ました。
 国道を西吾野駅に向かっていると、子ノ権現の案内板が目に入りました。徒歩50分と書いてあります。今14時30分。
 今からでも往復できそうなので、行くことにしました。案内板のあった小床橋を渡り、沢に沿った道を行きます。
 小床集落を過ぎ赤い鳥居を右に見送ると、舗装路から登山道に変わります。ここからは杉木立の中を、
 ひたすら登っていきます。沢状態の所もあります。生い茂る木々で、かなり暗い所もあります。
 小床橋から40分ほどで車道に出ます。5分歩ほどで子ノ権現の大鳥居。山道を進み山門の後ろに、大きな二体の
 仁王像。その奥に茅葺き屋根の本坊。帰りは来た道を戻り、小床橋を渡り国道を歩き西吾野駅に16時20分に到着。
 帰宅してから知ったのですが、子ノ権現には、鉄製の巨大ワラジがあったそうです。足腰守護の神仏として信仰を
 集める子ノ権現のシンボルだそうです。大事な物を見落としてしまいました。
 行く予定は無かったので、下調べをしていませんでした。また今度、行きます。

 結局、天気は1日中、霧雨状態。今回の道は雨さえ降っていなければ、気持ちの良い山歩きが楽しめそうです。
 近いので、いずれ天気の良い日に、また行こうと思います。


西武秩父線 西吾野駅 北川に沿って車道を行く


萩の平コース登山口


道標 関八州見晴台(周りは真っ白で展望無し)


高山不動奥の院と東屋 高山不動本堂


本堂への石段 高山不動の大イチョウ


柿の木坂峠 竹林を行く


志田の集落 奥武蔵あじさい館


国道299号に下山完了 子ノ権現へ(小床橋)


この鳥居を右に見送る 子ノ権現


大鳥居(子ノ権現) 山道(子ノ権現)


仁王像(左) 仁王像(右)


本坊(子ノ権現) 西吾野駅に到着