2005年1月22日 大野山(神奈川県山北町)
                おおのやま

 東京駅7時50分発の東海道本線普通電車に乗り9時8分に国府津駅に到着。御殿場線に乗り換えます。
 同じホームの反対側に御殿場線の電車が止まっています。乗り換え時間は3分。ホームで駅名表示や電車の写真を
 撮っていると「3番線ドア、閉まりま〜す」 発車してしまいました。まぁ30分待てば次の電車があるのは知っていたので、
 駅をちょっと見物。せっかく国府津駅に来たので駅舎をカメラに撮りたいので、駅員さんにお願いしてチョット改札を
 出してもらいました。9時40分の御殿場線に乗車。発車まもなく左側に雪をたくさん被った富士山が見えてきました。
 10時7分に谷峨駅到着。無人駅なので車掌さんにキップを渡します。三角屋根の小さな駅舎。
 線路の向こうに目指す大野山が見えます。駅前の車道を右に進み御殿場線をまたいで畑の中へ降りて行きます。
 畑の中をのんびり歩いて青い橋で酒匂川を渡り、左に折れて川沿いに行き道標に従って登り道になっていきます。
 ジグザグに登っていくと真っ白な富士山が見えて来ました。大野山ハイキングコースの道標から登山道に入ります。
 10分ほどで車道に出ると「都夫良野の頼朝桜」の枝が車道に張り出しています。車道を少し行くと、また山道になります。
 高度が上がるにつれて富士山が裾のまで見えてきました。登山道の道幅は広くなり、良く整備されていて快適な
 ハイキングが楽しめます。富士山の絶景ポイントにベンチが置かれています。山頂が近づくにつれて雪が現れてきました。
 ほぼ登り切ると公園のような広場になっていて、舗装された道があり除雪されています。11時30分に大野山山頂に到着。
 結構たくさん人がいて、みんな休憩しています。ここで昼食にしました。山頂からは、雄大な富士山、眼下には丹沢湖、
 丹沢山系の山並みと、すばらしい展望が楽しめました。風が吹くと冷たいのですが、ほとんど風は無く、寒くはありません。
 12時15分に出発です。広い道を下っていきます。すぐに駐車場があり、山頂直下まで車で来ることが出来るようです。
 この当たりは牧場になっていて牧草地の中を行きます。牛舎らしき建物はありましたが、牛を見ることは出来ませんでした。
 イヌクビリという所を過ぎたあたりで、右の方から10人ほどのパーティーが登ってきました。この当たりから山北駅へ向かう
 登山道に入らなければいけないので、もしやと思い「そっちは山北方面ですか」と聞いて見ると、そのようでした。
 少し戻るとしっかり山北駅への道標がありました。左側の丹沢の山並みを眺めながら歩いていたので、
 道標を見落としてしまいました。このグループを見かけなければ、どうなっていたことやら。危ない危ない。
 一気に下りの山道になり、ひたすら下っていきます。水子地蔵尊を過ぎると登山道は終わり車道に出ます。
 山北側の大野山登り口です。共和小学校あたりで富士山と大野山が見えました。車道をジグザクに下っていくと
 富士急バスの大野山登山口バス停。この時間の便はありません。東名高速の高架ををくぐり、さらに行くと、大野山入口の
 バス停。左に曲がり旧トンネルを抜けて、皆瀬川を渡り右に折れて御殿場線に沿った道を駅に向かい山北の商店街を
 抜けて14時10分に御殿場線山北駅に到着。駅のキオスクで山北名物「丹沢の猪」という最中をおみやげを買い、
 14時44分山北駅始発に乗り国府津駅へ。国府津駅から15時18分の東海道線に乗り帰宅。
 
 天気は快晴。ほとんど風はなく、おだやかな陽気。頂上直下ではTシャツ1枚でした。眺めは最高。


JR御殿場線 谷峨駅 御殿場線をまたぐ橋


中央が大野山(赤い橋脚は東名高速) 大野山への道標


酒匂川を渡る 富士山が見えてきました


登山道の始まり 丹沢の山並みが


気持ち良く歩ける登山道 雄大な富士山


山頂付近には雪が 大野山 山頂広場


大野山山頂標識と富士山 眼下に丹沢湖


丹沢山系の山並み


この道標から下山開始 下って行きます


沢を渡る 山北側の登山口


共和小学校と大野山 大野山入口バス停


御殿場線の線路 山北駅前大通り


JR御殿場線 山北駅 帰りの乗車券