2005年11月5日 高畑山、倉岳山、猿橋(山梨県大月市)
たかはたやま、くらたけさん、さるはし
一昨日に続いて、また中央線からの山歩きです。7時15分に錦糸町から総武線、御茶ノ水から中央特快で高尾、
中央本線の普通電車で8時49分に鳥沢駅到着。今日は朝から良い天気です。
駅を出て国道20号線を梁川方向に行き、東京まで87kmとある電柱を右に入り踏切を渡ります。
民家の間を抜けていくと高畑山の標識が出てきます。桂川を虹吹橋で渡ると高畑山周辺案内板があります。
標識に従い舗装道路を登っていくと、左に真っ赤な山乃神神社の鳥居。すぐに車輌進入禁止の車止めがあり、
ここが高畑山登山口です。広い道をゆっくり登って行くと、すぐに右下に小篠貯水池が見えてきて水面に紅葉した山肌が
映っています。奥にはあずまやがありました。林道を進むと峠道文化の森入口の標識があり、ここからはちょっと
大きめの石がゴロゴロした道に変わります。晴れているのですが林道なので日差しが届かなく、ちょっと薄暗い感じです。
時々差す木漏れ日がスポットライトのようで眩しいです。しばらくは沢に沿って登っていきます。
高畑山、穴路峠分岐点を右に行くと傾斜が増してきてジグザグに登っていきます。丸太のベンチで小休止。
さらに登っていきます。途中で左に倉岳山が見えました。木の根やゴロゴロした石の道を登り10時55分に高畑山到着。
先客2人。空気が澄んでいないので、見えるはずの富士山が見えません。後から登ってきた倉岳山から来た人は
倉岳山にいた1時間前には、まだ富士山が見えていたと言っていました。いやぁ、残念でした。
尾根道を少し下ると雛鶴峠への分岐、ここは直進。軽い登り下りを繰り返して、着いた小ピークは天神山。
下って行くとすぐに十字路になり穴路峠。右は秋山村、左は鳥沢駅、倉岳山は直進。少しきつい登りになり、
尾根に出て右へ平らな道を行くと倉岳山に到着しました。11時45分。山梨百名山の標識と丸太のベンチがあります。
高畑山より広い広場になっています。ここで昼食にしました。着いたときに10人ほどだったのですが、出発する頃には
20人ほどの人が集まっていました。北側には百蔵山、扇山、中央道が見え、南側の山並みも見えます。
12時30分に下山開始。始めは少し急な下り。杉林の中を行き、平坦な気持ちの良い山道を行きます。
急に南側が開けて山並みが見えました。赤鞍ヶ岳あたりではないかと思われます。すぐに立野峠。
右は浜沢、直進は寺下峠、左が梁川駅方向です。薄暗い杉林を下っていきます。10分ほどで水場に到着。
顔を洗ってすっきりしました。なお、この水場の水は飲料用ではありません。注意して下さいね。
沢を渡り返しながら下っていくと丸太のベンチがあり、さらに荷物置き場のベンチ。針金の柵のある道を行き
木の橋を渡ると沢から離れて、車道が見えてきます。倉岳山登山口に降り立ちました。13時50分。
ここから梁川駅までは、舗装道路を歩きます。この辺りの紅葉は結構きれいです。梁川大橋からの桂川の紅葉も
鮮やかです。梁川駅に到着。無人駅です。まだ時間が早いので、猿橋を見物する事にしました。普通電車に乗り
猿橋下車。国道を15分ほど歩いて、名勝猿橋に到着。観光客が結構来ています。橋の周りの紅葉が鮮やかです。
今日も特急で帰る事にしました。また下りの普通電車に乗り一昨日来たばかりの大月駅へ。電車の時間まで少し
あったので、JRの跨線橋へ上がり、夕日を眺めます。そろそろ時間になったので、八百屋さんでトマトと葡萄を買って
16時46分の特急かいじ116号で帰宅。
天気は晴れ。
今回の高畑山、倉岳山のコースは、きつい所や険しい所が無く、歩きやすく好きなコースでした。
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