2005年12月16日 不老山(神奈川県足柄上郡山北町)
                 ふろうさん

 東京メトロ半蔵門線、千代田線、そして小田急線と乗り継いで7時55分に新松田駅に到着。
 富士急湘南バスの1番乗り場に行きます。登山者ばかり10人ほどが並んでいます。すぐにバスが到着し乗ります。
 8時10分発の西丹沢行。谷峨駅、山北駅と利用した事のある駅を通ります。8時45分に棚沢キャンプ場に到着。
 バス停から戻るように下ります。右前方に青い吊り橋が見えます。その吊り橋を渡ります。歩行者専用で定員6人。
 結構揺れますが高い橋では無いので、そんなに怖くはありません。渡りきると茶畑が広がっていました。
 川の少し下流の奧に行くと不老山ハイキングコースの案内板と道標があります。山に向かい小さな作業小屋の脇を
 通ると、右へ登山道が始まります。ヒノキの植林帯を行くと、すぐに枯葉一杯の道になりました。ジグザグに少しずつ
 高度を上げていきます。まだ紅葉してる木があり鮮やかです。鹿棚のフェンスに沿った道を行きます。
 植林帯の木々の間を登っていくと、左前方の木々の切れ目から目指す不老山が見えました。この辺りから少しずつ
 雪が現れ始めました。本来の番ヶ平と言われるところで丹沢山系の山並みを見ることが出来ました。
 前方が明るくなってくると林道に出ました。ベンチがあり番ヶ平の道標があります。ここで小休止。陽が当たっていて
 暖かいです。林道の奥の方は日陰になっていて雪で真っ白です。この林道を横切った所に不老山入口の道標が
 あります。また植林帯の道を登っていきます。右下に丹沢湖が見えました。さらに左前方に富士山。その左には
 左右の耳がピョンと立ったような愛鷹連峰の特徴ある山並み。山頂まで15分の道標を過ぎると、少し急な雪の登り。
 ちょっと下って登り切ると、こんもりとした不老山に到着。丁度11時、誰もいません。ベンチが2つあり草地の広場に
 なっていて日だまりはポカポカ。木々に囲まれていて眺望はききません。ここで昼食にしました。久し振りにカップメン
 ではない、野菜を入れたインスタントラーメンを作りました。1時間休憩して12時に出発です。木に囲まれている所は
 雪道です。すぐに開けた場所に出て右前方に富士山の見事な眺め。不老山南峰です。眺めを楽しみます。
 この辺りからは静岡県に入り道標には小さな金太郎さんの像が乗っています。ここからは下っていきます。
 じきに雪は無くなり、枯葉の道になりました。林道脇に出ると車が3台駐まっています。
 手作りの道標には「ここを不老の千(仙)人広場とします」とありました。林道をかすめてすぐに山道に戻ります。
 樹林帯を抜けると送電線鉄塔下に出て、右方向の送電線に沿った方向が開けていて再び富士山が見事。
 少しと行くと林道に飛び出しました。ここからは林道歩きです。林道といってもしばらくは土の道なので歩きやすいです。
 木の間からは富士山が見え隠れします。車止めを過ぎた頃に金時公園遊歩道の道標があり金時公園に入りました。
 見晴台を過ぎて遊歩道を下っていくと金時神社の社殿に降り立ちました。社殿の前方には金太郎の大まさかり。
 その前は広場になっています。小山町を通り富士山の見える冨士見橋を渡り線路に沿ってガードをくぐると
 JR御殿場線の駿河小山駅に到着。キオスクでお土産を買い14時50分の電車で国府津へ。国府津15時36分の
 東海道本線普通電車で帰宅。

 天気は快晴。風はほとんど無く、日だまりは暖かく、眺めが良く、気持ちの良い1日でした。
 また、棚沢キャンプ場から金時公園まで、誰とも会わず、静かな山歩きが楽しめました。

棚沢キャンプ場バス停(富士急湘南バス) 吊り橋を渡る


茶畑 不老山へ


ヒノキの植林帯 枯葉の登山道


紅葉が鮮やか 植林木


目指す不老山 丹沢山系の山並み


番ヶ平の林道 木々の間に見えた丹沢湖


登山開始から初めて見えた富士山 愛鷹連峰


山頂間近の雪道 不老山 山頂標識(928m)


山頂広場のベンチ 雄大な富士山(不老山南峰より)


不老山南峰の道標 下って行きます


送電線鉄塔下からの富士山 林道に出ました


金時神社の金太郎のまさかり(奧に社殿) 金時公園


駅に向かう冨士見橋から JR御殿場線 駿河小山駅ホーム