2007年2月3日 大崩、津森山、人骨山 (千葉県安房郡鋸南町)
              をくずれ、つもりやま、ひとほねやま

 
大崩バス停→津森山→人骨山→大崩→佐久間ダム→大崩バス停

 天気が良い日が続いているので、今回はスイセンを見に南房総に行くことにしました。
 特急新宿さざなみを利用します。指定席は完売で混んでるようです。JRの最寄り駅は錦糸町ですが、海側に座りたいので
 始発駅の新宿から乗車することにしました。7時13分に新宿駅に到着。昼食の駅弁を購入してホームに並びます。
 発車8分前に入線。海側に座れました。7時50分に発車。木更津手前で、うっすらと富士山が見えてきました。
 木更津に停車すると、隣のホームにブルートレインが停車していて牽引するのは、なんとSL(D51)です。
 2月3,4,10,11,12日のみ運行されるSL南房総号(木更津→館山)でした。間もなく発車のようです。
 沿線には、しばらくの間カメラを構えた人が溢れていました。9時47分に保田駅に到着。跨線橋から富士山が見えました。
 改札を出ると鋸南町営の青バスが停車しています。早速乗り込みます。ミニバスで乗客は、ちょうど座席が埋まるほどです。
 10時ちょうどに発車。途中の小保田バス停で、たくさん降りて残ったのは3人。
 10時18分に大崩バス停に到着。をくずれ水仙郷の看板の売店が1軒あります。
 さぁ出発。スイセンに囲まれた、わずかな登り道を行きます。スイセンの甘い香りが漂っています。
 ピークに来ると、そこは峠と呼ばれる所で、今度はゆっくりと下っていきます。のどかな山里風景の中を歩きます。
 ほぼ下りきると、右に牛舎(牛はいなくて廃屋のよう?)。左に少し戻るような分岐に入り登って行きます。
 少し斜度が増してきて、尾根上を歩くようになります。日差しが暖かく、気持ちの良いハイキングです。
 青い屋根の民家の前を通ります。隣接した牛舎には牛がいました。民家を過ぎて、少し下りになると左の電柱に
 津森山の道標を発見。舗装道から左の細い踏跡に入っていきます。すぐにカヤトの広場を通って、樹林の山道になりました。
 左に折れて少し急な登りを行くと、すぐに津森山の山頂。道標からわずか5分です。山頂には石碑が3つ並んでいて、
 丸太のベンチがいくつかあります。木々の間から北側が眺められます。11時15分。「富士山が見える」の標識に導かれて
 西側に少し行くと、西側が開けた場所に出て、うっすらと富士山を見ることができました。
 山頂に戻り、カヤトの広場に下り、ここで昼食。今日は新宿駅で買った駅弁とお湯を沸かしてカップの豚汁です。
 陽が当たり暖かく、富山が見えます。
 12時15分に出発です。津森山の道標まで戻り、緩やかな下り道を行きます。神社の鳥居を過ぎてすぐに右の道に
 入ります。さらに下っていくと左前方に、こんもりした山。たぶんこれが人骨山(ひとほねやま)。
 人家のある谷に下って行き、少し登って民家の脇を通ります。犬が吼えていています。1匹だけつながれていない犬が
 いましたが、なんとか通過。少し広くなったタイヤの跡がついた道を行くと、手作りの人骨山の道標。
 次の道標から、順路1,2,3と続いていて、山頂に導かれていきました。
 山が見えた正面から直登するのではなく、山の左側を奥に入り右にまわり込んで裏から登るように登山道が付いています。
 山頂には四等三角点が埋まっていて、眺めは最高でした。またこの山の登山道にもスイセンがいっぱいでした。
 下山して元の道に戻り、大崩に戻ってきました。今度は佐久間ダムに行きます。朝とは反対方向に進みます。
 少ししてから左の道を下っていきます。途中に白梅の木があり結構咲いていてきれいです。
 佐久間ダムのダム湖は結構広いようですが、あまり時間が無いので、ゆっくりしていられません。
 梅林があり、白梅が結構咲いています。をくずれに戻ります。帰りは登りです。大崩に近づくと、鋭く尖った山を発見。
 ちょうど地元の人がいたので聞くと、なんと伊予ヶ岳.。あの伊予ヶ岳が、ここからはきれいな三角形に見えるのです。
 車庫には、青バスと赤バスが並んで休憩中。大崩に戻り、売店でスイセンと椎茸を買って15時ちょうど発の赤バスに
 乗って保田駅に帰りました。駅に荷物を置いて、保田の海岸を眺めてから駅近くで干物を買って、
 16時16分の特急新宿さざなみに乗り帰宅。

 今日は、陽だまりハイキング。沿道はスイセンで埋め尽くされていて、甘い香りが漂っていました。
 スイセンのピークは、少し過ぎていたようですが、十分に楽しめました。

特急新宿さざなみ(新宿駅) JR内房線 保田駅 鋸南町営青バス



大崩バス停 大崩バス停にある売店 をくずれ水仙郷



中央に富山 スイセンロードを行く


スイセンだらけ のどかな風景



ここから左に戻るように登る 尾根上を行く



民家の前を通る 牛舎



津森(守)山へ 左の踏跡を登る 気持ちの良いカヤトの広場



カヤト広場からの眺め(中央は富山) 山道になりました 津森山山頂(336m)



山頂の石碑 石碑裏側からの眺め 中央にかすかに富士山



棚田



右に入る 人骨山 手作り道標



山頂間近 人骨山山頂(292.6m)



山頂からの眺め 白梅



白梅 佐久間ダム



をくずれ水仙郷に戻ります 中央の鋭い山は伊予ヶ岳



のどかな山里 赤バス、青バス 休憩中 保田の海岸