2007年4月7日 御嶽山、雨引山、燕山、加波山 (茨城県真壁郡)
              おんたけさん、あまびきさん、つばめやま、かばさん

 
岩瀬駅→御嶽山→雨引山→雨引観音→燕山→加波山→一本杉峠

 上野駅6時18分発の新幹線やまびこ201号に乗車し、6時55分に小山駅下車。水戸線に乗り換えます。
 小山駅7時8分発の普通電車に乗って、7時43分に岩瀬駅に到着。ホームの向こうに桜の木があり満開で綺麗です。
 改札を出ると小さな駅舎。駅前にはタクシーが客待ちをしています。
 羽黒駅方面に向かい、線路に沿って行くと、御嶽山入口0.8kの道標。水戸線の踏切を渡り、南に向かって歩きます。
 大きな桜の木を過ぎて、しばらく行くと左に御岳山登山口。ここから山道に入っていきます。すぐに不動滝。
 ここから折り返しながら登っていきます。途中にベンチがありました。御嶽山には、御嶽山神社があります。
 ここから広くて傾斜の緩い尾根道になりましたが、長くは続きません。緑の柵に沿っていくと、丸太の階段を急降下。
 この柵の向こうは採石場。沢まで下り、丸太の階段を登り返します。採石場を迂回したので、こんな道になったのです。
 しばらく落ち着いて尾根道を行くと、NTTの岩瀬中継塔。中継塔の反対側に行くと、林道がここまで来ていました。
 「関東ふれあいの道」の石柱の道を行くと、長い丸太の階段になりました。登り切ると東屋の建つ雨引山山頂に到着。
 9時3分。ちょうど地元の人らしき2人がベンチに座って、景色を眺めています。西側が開けているのですが、この時点では
 あいにく低い雲が広がっていて、遠くは見通せません。天気が良ければ、富士山や都庁まで見えるそうです。
 山頂から少し下ると鞍部で、加波山・雨引観音分岐。雨引観音までは1.7km。どんどん下っていきます。
 戻るのか大変そうです。15分ほど下って車道に出ました。少し右に行くと「雨引山楽法寺」の朱文字の石柱。
 桜が満開です。石柱裏の石段を登っていきます。龍杉を過ぎると、広い駐車場に出ました。
 黒門から145段の石段を登ります。途中に鐘楼があり、さらに登ると仁王門。境内に入ると本堂。その左に多宝塔。
 なぜか孔雀が放し飼い。さらの登っていくと、濃いピンクの桃の花が満開、桜も満開です。ここにも2羽目の孔雀。
 石段を下り石柱に戻り、下った道を登り加波山への分岐の鞍部に戻ってきました。この間1時間15分。
 縦走路を行きます。時々アップダウンがありますが、苦になるような所はありません。雑木林の道です。
 少し開けて赤土むき出しの登りを行くと、手すりの付いた丸太の階段が始まりました。燕山への登りです。
 さらに、一直線に伸びた長い丸太の階段が続いています。岩ゴロ道を過ぎると、燕山山頂に到着。ちょうど12時。
 少し下って、登り返したピークに東屋があり、ここで昼食にしました。12時6分。ここにはNHKの電波塔が建っています。
 12時45分に出発です。轍の付いた広い林道を、緩く下っていきます。加波山神社・たばこ神社の道標があり、
 すぐに石段があり、加波山神社。鳥居をくぐると拝殿。小さいながら綺麗です。拝殿右の階段を登ってゆくと、苔むした
 巨岩がゴロゴロした道になりました。いわゆる禅定道で山伏たちの修行の道なのです。次々に小さな祠が現れます。
 順番に、新宮本殿、たばこ神社、加波山神社・本殿、本宮本殿、本宮拝殿と続いていました。
 本宮拝殿の裏へ伸びる道を行きます。途中に旗立石。(明治時代の加波山事件)
 熊笹の道を行くと、一本杉峠1.7kmの道標。手すりの付いた急な丸太の階段を下っていきます。
 何か、ブーン、ブーンと、風を切るような音が聞こえてきました。風力発電の巨大な風車が2機ありました。
 下りきると車道に出ました。風車の下まで行ってみました。「ウィンド・パワーつくば」風力発電所と書いてありました。
 再び山道に入り下っていくと、また車道に出ました。変則四差路です。ここが一本杉峠。大きな杉の木が立っています。
 ここからさらに、足尾山、きのこ山、そして筑波山へと続いていますが、今日はここまで。
 西側に2本道があり、左は舗装道路で登りです。右は舗装されてない下り道。右の道を行く事にします。
 緩い傾斜の道を下っていきます。開けた所に出ると砕石場。舗装道に変わり、民家が見えてきました。白井の集落です。
 振り返ると加波山。そして風車も見えました。のどかな畑のある道を歩いて、県道41号に出ました。15時10分。
 普通なら、ここで歩きは終了ですが。岩瀬駅へ行くバス路線があるのですが、ダイヤを全く確認していませんでした。
 県道を少し歩くと、バス停がありましが、平日ダイヤしか書いてありません。平日ならば20分後にバスが来る時刻です。
 バス会社に電話してみましたが、やはり平日のみの運行で、今日はバスの便がありません。
 来る前からダメならば、駅まで歩くつもりでした。多分10Km前後でしょうか。
 県道には歩道があまり無く、時々大きなトラックが通り、危険です。それでも、縦走してきた山並みが見える道なので、
 歩いた場所がわかり、ちょっと楽しい感じの帰り道です。16時37分に岩瀬駅に戻ってきました。ちょっと疲れ気味。
 岩瀬駅17時7分の普通電車で友部駅へ。友部駅から18時2分発の特急フレッシュひたち52号に乗り帰宅。
 
 今日のコースは、気持ちの良い縦走路でした。今回は雨引観音に行ったり、下山後の心配がありましたが、
 次回行くとしたら、駅前からタクシーで登山口まで行き、縦走して駅に戻ってくる、コースが良いようです。
 天気は、時々黒い雲が空を覆うことがありましたが、陽が射す事もあり、まずまずの天気でした。

JR水戸線 岩瀬駅 羽黒駅寄りの踏切を渡る ハイキングコースへ



御嶽山登山口 軽い登り 不動滝



御嶽山神社(231m) 歩きやすい尾根道


柵の向こうは採石場 横木の階段



NTT岩瀬中継塔 関東ふれあいの道 丸太の階段を一気に登る



雨引山山頂(409m) 山頂から西の眺め 下る



加波山・雨引観音 分岐 雨引観音へ下ります 「雨引山楽法寺」石柱



黒門 磴道 (145段の石段) 仁王門



本堂(観音堂) 多宝塔 桃の花



放し飼いの孔雀 桜満開 加波山・雨引観音分岐に戻ってきました



気持ちの良い尾根道 燕山への登りが始まりました



一直線に登る丸太の階段 岩ゴロ道 燕山(701m)



燕山2つ目のピークの東屋 広い道を加波山へ向かう 加波山神社 石段



加波山神社・拝殿 手すりの付いた岩場を登る たばこ神社



岩の間を行く 加波山神社・本殿 旗立石



急な下り 風力発電の風車 一本杉(一本杉峠)



林道を下る 舗装道になりました 白井の集落



加波山の全容 県道41号 菜の花畑の向こうに、歩いた山並み



岩瀬駅に戻ってきました JR水戸線(岩瀬駅) 特急フレッシュひたち(友部駅)