2007年11月16日 雲取山(東京都、埼玉県)
                 くもとりやま

 
鍾乳洞バス停駅→日原林道→大ダワ林道→芋ノ木ドッケ→大ダワ→雲取山荘

 早朝の東京駅へ向かいます。まだ夜明け前で真っ暗。東京駅5時43分発の各駅停車高尾行きに乗車。
 立川駅で6時50分発の青梅線に乗り換えて、8時2分に奥多摩駅に到着。久しぶりに奥多摩駅に来ました。
 駅前に鍾乳洞行きの西東京バスが停車しています。8時10分に発車。平日なので乗客は少ないです。
 8時34分に鍾乳洞バス停に到着。終点まで乗車したのは3人だけ。バス停前に見晴亭というお店がありましたが、
 閉まっています。8時43分に出発。すぐに小川谷橋を渡ります。渡ると道は左右に分かれます。
 右は日原鍾乳洞、酉谷山方面。一緒に下車した2人は右へ行ってしまい、私1人が左の雲取山方面の日原林道へ。
 林道の木々は紅葉しています。舗装道路から、じきに土道に変わりました。
 右に孫惣谷林道への橋を分けて八丁橋を渡ります。すぐに天祖山登山口を過ぎて、車両ゲートを通過。
 さらに林道は続きます。
 唐松谷林道への道を分けて林道行き止まり。ここが大ダワ林道登山口への入口。林道を下り、沢に下ります。
 木橋で沢を渡り、しばらくジグザグの道を急登します。鮮やかに朱色に紅葉した木がありました。
 急登が終わると、二軒小屋尾根に出て大ダワ林道を登ります。落ち葉がいっぱいの登山道で道標はありません。
 登山道の印のテープが張ってあるのですが、枝にある赤いテープは短く、次のテープを発見できません。
 絶対間違ってると思いましたが、ひたすら上を目指して登っていきました。引き返しても元へ戻れそうもありません。
 ピークらしき所まで来ると、林道を下ってから初めて道標が見えてきました。一安心です。
 道標を見ると芋ノ木ドッケ。地図を広げてびっくり。大ダワに向かっていたつもりなのですが、だいぶ右へ進んでいました。
 大ダワ林道では無く、二軒小屋尾根の背を直接登っていたのかもしれません。この頃から白いものが降ってきました。
 道標に従い雲取山に向かいます。急な下りが終わると、やっと歩きやすい尾根道になりました。
 ベンチのある大ダワに着きました。予定では、ここにたどり着くはずでした。初めてここで登山者に会いました。
 男坂と女坂の分岐。なだらから女坂を行きます。登山道がだいぶ白くなってきました。
 男坂と合流して、しばらくすると雲取山荘が見えてきました。山荘前のベンチは真っ白。15時10分に到着です。
 雪を払って山荘に入ります。ご主人の新井信太郎さんが受け付けでした。ログハウス風のきれいな山荘です。
 2階の八畳間。豆炭のコタツがあります。相部屋になるかもしれないとの事でしたが、相部屋にはなりませんでした。
 雪が降っているので山頂は明日にします。水場が外にあるので、汲んでおかないと凍結して出なくなるそうです。
 1階の受付横に売店があり、ストーブの周りに長椅子があり談話スペースになっています。
 今日は平日で、空いています。18時に夕食。食堂は20人ほどでした。食後に歯を磨きに外に出ようとすると、
 ご主人が、水はもう出ないよっ。汲んでおいた水で歯を磨きました。尾瀬の山小屋とは違い、水は貴重なのです。
 考えてみれば、尾瀬以外の山小屋は、いつ以来だったか記憶にありません。早々と19時就寝。
 予定では明日は、富田新道を下り日原に戻る事にしていましたが、
 三峰への道のほうが良さそうに思えてきたので予定変更。
 三峰までの地図を持っていなかったのですが、ご主人に聞くと道標がしっかりしているので大丈夫と言わました。、

 天気は、曇りのち雪。明日の天気に期待です。
 尾根道に出るまでの、枯葉の登山道は道がわからず、不安になりましたが、なんとか無事に山荘にたどり着けました。

早朝の東京駅中央線ホーム 久しぶりの奥多摩駅 鍾乳洞行き西東京バス



鍾乳洞バス停  小川谷橋を渡る 小川谷橋を渡り左へ



日原林道へ 紅葉してます 八丁橋を渡る


天祖山登山口 車両ゲートを通過 さらに林道は続く



名栗沢橋を渡る 唐松谷林道分岐を見送る



紅葉した山肌 ススキ 林道はここまで



林道から沢へ下る 木橋で沢を渡る 紅葉が鮮やか



大ダワ林道へ 落ち葉いっぱいの道 苔むした倒木



芋ノ木ドッケに飛び出しました



ようやく歩きやすい尾根道に 雲取山 1.7K 大ダワ



登山道が白くなってきました 雲取山荘直下の天場 雲取山荘に到着



山荘前のベンチは真っ白 水場(山荘前) トイレ小屋(山荘前)



宿泊した部屋(こたつあり) 2階の廊下 売店と談話スペース