2008年11月29日 御坂黒岳、破風山(山梨県南都留郡富士河口湖町)
                 みさかくろだけ、はふさん

 
三ツ峠入口→御坂峠→黒岳→すずらん峠→破風山→新道峠→林道出合→河口湖自然生活館

 今週も富士山を見に出かけます。天気予報は、悪くなさそうです。
 錦糸町7時08分の特急あずさ3号に乗車。立川あたりから進行方向に雲が広がってきました。大月駅で高尾始発の富士急行線
 直通電車に乗り換えます。9時33分に河口湖駅に到着。黒い雲が広がっています。
 駅前9時40分発の富士急山梨バスの天下茶屋行きに乗ります。河口湖畔から富士山が見えません。
 峠へ登るにつれて、雨が落ちてきました。10時ちょうどに三ッ峠入口バス停に到着。雨具の上だけを着て、ザックカバーを付けて
 10時10分に出発。御坂トンネル手前を右に入ると、道標があり御坂峠への登山道が始まりました。
 20分ほどで、「峠道文化の森入口」の標柱。登山道はジグザグに高度を上げて、落ち葉いっぱいから熊笹に変ってきました。
 時々、富士山の方向から雷鳴が響きます。尾根に出ると御坂峠。廃屋になった御坂茶屋が建っています。
 茶屋跡の裏に御坂天神社の小社。尾根道を行きますが、時々強い風が吹き、あられも降ってきました。
 天気が良ければ、気持の良い尾根歩きができるのに、がっかりです。12時10分に黒岳山頂に到着。
 山頂といっても、山梨百名山の標識と三角点があるだけの、草地の広場。展望はありません。
 まずは、展望台へ行ってみます。河口湖方向へ少し行くと、眼下に河口湖を見る事が出来ましたが、富士山は雲に隠れています。
 山頂に戻り昼食にします。幸い雨は上がっていて、ここは風が当たりません。今日は、野菜を入れて、うどんを作ります。
 最後に卵を入れて出来上がり。美味しくて、温まりました。食後に、もう1度展望台に行ってみました。
 少し、富士山の裾野が見えていましたが、まだダメです。13時10分に出発です。
 雑木林の急な下りで、すずらん峠。この辺りから、樹間から覗くと富士山が、顔を出してきました。
 ピークの感じはしない、破風山に到着。富士山にかかる雲がすっかり取れて、やっと全容を見る事が出来ました。
 歩きやすい尾根道を行きます。時々、富士山、河口湖を望める、展望地があります。
 ソーラーパネルの付いた、「富士山定点観測・画像伝送システム」があり、ここも良い眺めです。じきに新道峠に到着。
 尾根道を、そのまま行くと大石峠、節刀ヶ岳へと続いていますが、大石への下山道に入ります。
 杉林の道を、ジグザグにどんどん下っていくと、「御坂峠登山ハイキング図」の案内板が立つ、林道出合に出ました。
 林道を下っていきます。西沢川砂防ダムで富士山が大きく見えました。この辺りから舗装道路に変わり、別荘地を抜けて大石の集落。
 16時05分に、河口湖自然生活館バス停に到着。バスは16時07分です。自然生活館に入ってみたかったのですが、
 時間が無いので、入れませんでした。バスは遅れていて、なかなか来ません。河口湖畔から富士山を眺めます。
 10分ほど遅れてバスが到着。16時20分に発車、河口湖畔で、少し渋滞して河口湖駅に到着。
 河口湖17時06分発のフジサン特急で大月へ。駅前の京風らーめん「かつら」で、ゆっくり夕飯を食べて、
 大月19時04分の総武線直通、特急あずさ30号に乗り帰宅。

 今日の天気は、雨(あられ)のち曇り、少し晴れ間。天気予報は、悪くはなかったので、こんな悪い天気になるとは、全く予定外でした。
 始めのうちは、今日は富士山を見る事が出来ないのではないかと考えましたが、なんとか富士山を見る事が出来ました。
 晴れていれば、気持の良い尾根歩きが、出来そうでした。

河口湖駅(富士急行) 天下茶屋行き(富士急山梨バス) 御坂トンネル手前を右へ


御坂峠へ 登山道へ 峠道文化の森入口


落ち葉いっぱい 熊笹の道 御坂茶屋跡(御坂峠)



御坂峠 道標 御坂天神の小社 尾根道へ



一瞬青空が 岩場を越える 黒岳山頂(1,793m)



この看板は 1,792m 山頂スペース(ここで昼食) 富士山見えず(黒岳展望台より)



雑木林の中を下る すずらん峠



破風山へ 破風山(1,674m)



富士山が見えてきました 展望地より



樹間に富士山



「富士山定点観測・画像伝送システム」設置場所より 新道峠



新道峠より 下山 杉林



林道出合 林道歩き 破風山かな?



西沢川砂防ダムより 西沢川砂防ダム



別荘地へ 大石集落より 河口湖自然生活館



河口湖畔より 河口湖行き レトロバス フジサン特急(富士急行)