2009年3月11日 矢倉岳(神奈川県南足柄市)
                やぐらだけ

 
矢倉沢バス停→本村→矢倉岳→足柄万葉公園→足柄峠→地蔵堂バス停

 忙しかった仕事が、少し落ち着いてきたので、今年初めての休暇を取り富士山を眺めに行く事にしました。
 人気の矢倉岳に決定。いつも混んでる山頂ですが、平日なら空いてるでしょう。週の初めの天気予報で、今日は晴れでした。

 東京メトロ半蔵門線、千代田線、そして小田急線と乗り継いで8時06分に新松田駅に到着。空は曇っていて陽は出ていません。
 駅前のバス乗り場の切符売場に行き、矢倉沢までの切符を買おうとすると、「矢倉沢は箱根登山バスさん、なんですけど」と
 言われてしまいました。ここは富士急バスの窓口でした。そういえば新松田からは富士急バスしか利用したことがありませんでした。
 よく見ると、隣が箱根登山バスの乗り場でした。8時25分発の地蔵堂行きに乗車し、8時55分に矢倉沢バス停に到着。
 右の切通しを抜けると、公民館があり案内図とトイレがあります。ここで出発準備をして、前田橋を渡ります。
 正面の民家の壁面に「←矢倉岳ハイコングコース」と書いてあります。道標に従い本村の集落を行くと、正面に石段。
 白山神社です。石段を上がると社殿。左へ行くと、茶畑の前に梅の木があり、咲いていました。
 一本道の登り坂を行くと、Y字路で分岐。道標に従い左の道へ。茶畑の中の道を行くと、さらに急になってきました。
 じきに簡易舗装の道から、山道になり杉林に入っていきます。以前あった貯水タンクが解体されていました。
 杉林が終わり雑木林になり、横木の階段が終わると、傾斜が緩んできました。目の前が開けて、石祠のある矢倉岳山頂に到着。
 10時20分。あれっ、富士山は? 良く見ると富士山の手前に雲があり、見え隠れしていました。
 金時山は見えますが、愛鷹連峰は雲に隠れて見えません。休日には混んでる山頂ですが、さすが平日、数人しかいません。
 幸い風が無いので寒くはありません。少し早いですが、ここで昼食。野菜と溶き卵を入れたインスタントラーメンとおにぎりです。
 約1時間、山頂でのんびりしました。その間に雲の流れで、いろいろな富士山の表情を見る事が出来ました。
 11時25分に下山開始。万葉公園に向かいます。正面に富士山を見ながら、始めは急ですが、すぐに緩んできます。
 「21世紀の森・酒水の滝」への分岐。ここは山伏平で左へ。すぐに「地蔵堂・矢倉沢」への分岐。ここは右へ下って行きます。
 小さな木橋を渡り、少し登ります。左側が開けた所に来ると、矢倉岳が見えました。万葉公園に入ると歌碑が設置されています。
 東屋を過ぎて、車道を歩きます。県境を越えて静岡県に入ると足柄峠。そして足柄関所跡。その先に足柄聖天堂。
 もう少し先の、静岡側が見渡せる足柄城趾まで行ってみました。富士山は雲に隠れて、ほとんど見え無くなってしまいましたが、
 愛鷹連峰は姿を現しました。先ほどの県境に戻ります。ここが地蔵堂へ下る、足柄古道への入口です。正面に足柄明神の鳥居。
 足柄明神跡を過ぎて、石畳の古道を下って行きます。何度か車道を横切って行きます。正面に矢倉岳を見ながら下ります。
 車道歩きになり、左下に茶畑が見えてきました。右側の石垣に「←バス停」の標識があったので、小道に入ります。
 茅葺屋根の万葉うどんの店を過ぎると地蔵堂。地蔵堂の脇にバス停。地蔵堂左の道を少し下るとトイレがありました。
 13時30分発のバスに乗車。新松田14時24分の急行新宿行きに乗り帰宅。

 週初めの天気予報では晴れだったのですが、残念ながら曇り空。
 それでも、今年初めて富士山を見る事が出来ました。

矢倉沢バス停(箱根登山バス) 切通しへ 前田橋を渡る


この民家の壁に「←矢倉岳ハイコングコース」 白山神社


白山神社 社殿 梅が咲いていました 竹林



左へ 茶畑 かなり急



山道へ



横木の階段(土砂の流れ止めかな) もう一息



山頂に到着 矢倉岳(870m) 金時山



富士山 1 富士山 2 富士山 3



山頂は、カヤトの広場 さぁ、下山



山伏平



矢倉岳を眺める 歌碑(万葉公園)



東屋(万葉公園) 静岡県へ 足柄峠(759m)



足柄関所跡 足柄山聖天堂 富士山は雲に隠れました(足柄城趾)



愛鷹連峰(足柄城趾) 足柄古道へ 足柄明神跡



石畳の古道



見晴台バス停 正面に矢倉岳 左下に茶畑



万葉うどんの店 地蔵堂 地蔵堂バス停(箱根登山バス)