2009年5月2日 父不見山(埼玉県小鹿野町、群馬県神流町)
               ててみえずやま

 
生利バス停→登山口→杉ノ峠→父不見山→長久保ノ頭(大塚)→坂丸峠→小平→万場バス停

 今日も良い天気の予報。尾瀬の余韻が冷めないままに、山歩きに出かけます。
 山の名前が気になっていた、父不見山(ててみえずやま)。登山口の近くの万場では、この時期、神流川を泳ぐ鯉のぼりが見られます。
 上野7時15分発の高崎線普通電車に乗車。宮原駅で停車してると、3日前に乗った特急水上1号が通過していきました。
 8時58分に新町駅に到着。駅前のバス乗り場へ。15人ほど並んでいます。日本中央バスの「上野村ふれあい館」行きのバスが到着。
 綺麗ですが小さなバス。座れませんでした。新町駅9時05分に発車。10時25分に生利(しょうり)バス停に到着。
 5人下車しました。バス停の待合所で出発準備。10時35分に出発します。車道を少し戻り、生利大橋で神流川を渡ります。
 緩い登りの車道を行きます。15分ほどして、右に林道沢口線の入口。林道を覗き込むと、父不見山への道標がありました。
 林道をに入ります。車の轍がありますが、最近は車が通っていない様子。杉ノ峠への道標がありました。
 道標の指す方向は、樹林の斜面。でも木には青いテープがあったので登っていきましたが、どうも変な感じ。
 すぐに戻り、周りを良く見ます。すると先ほどは気がつかなかったのですが、林道が左に急カーブして続いていました。
 しばらく林道を行くと舗装道路に出て、右上に作業道が続いています。この道を登るのだと思ったのですが、
 バス停で一緒に下車した、御夫婦が戻ってきて、こちらの道は違っているようだと言われ、左の舗装道路を行ってみるとの事。
 私も付いて行ってみましたが、しばらくして、ダメとの合図。戻って、作業道を登っていきました。
 少し行くと、杉ノ峠への道標。この道で正解でした。ここから細い山道に入りました。新緑の登山道を、ゆっくりと登っていきます。
 いったん、今は使われていない感じの作業道を横切り、杉林の山道を行くと、明るい尾根道に飛び出しました。
 標識があり、杉ノ峠。この辺りは数年前に山火事あったそうで、埼玉側の見晴が良くなっていました。
 少し下り、登り返すと、父不見山に到着しました。12時35分。南側の展望はありませんが、北の群馬側は雑木林越に見えます。
 山頂標識の標高は、1,048mとなっていましたが、地図では、1,047m、どっちが正しいのでしょうか?
 ここで昼食にします。ミニカップメンと、お稲荷さんと太巻きです。結構ゆっくりして、13時25分に出発。
 急斜面を下り登り返すと、「大塚」の標識。ここが、長久保ノ頭で、大塚は三角点名だそうです。標高は、1,065.7m、
 今回の最高点で、ここからは、埼玉側が開けていて良い眺めです。雑木林の道をどんどん下っていきます。
 下り着いた所には道標があり、坂丸峠。木の陰に石祠が祀られていました。
 直進すると矢久峠。左は森戸、右に折れて小平へ。雑木林の気持ちの良い登山道を下っていきます。
 送電線鉄塔が見えてきて、いったん林道に出ました。父不見山登山道の案内板があり、また山道に入り下っていきます。
 ちょっと荒れた道を過ぎて、人家が見えてきました。神流川橋を渡り、国道に出ました。国道を少し右に行くと、小平バス停。
 15時05分。次のバスは15時55分。まだ早いので、万場の鯉のぼりを見に行く事にします。
 国道を歩きます。奥多野花街道の標識があります。車が時々通りますが歩道があまり無いので、注意して歩きます。
 道の駅「万葉の里」を過ぎて、遠くに、泳ぐ鯉のぼりが見えてきました。小平から30分ほどで、万場の鯉のぼりの会場に到着。
 神流川の河原には、屋台のお店がたくさん出ていて、人がたくさん来ています。約800匹の鯉のぼりが泳いでいるそうです。
 万場のバス停に戻り、万場16時10分のバスに乗車。17時22分に新町駅に到着。
 電車の中で駅弁を食べたいので、いったん反対方向の高崎に駅弁を買いに行きます。新町17時36分の前橋行きで高崎へ。
 駅弁を買って、高崎17時59分の普通上野行きに乗り帰宅。
 
 今日の天気は、快晴。行動中は暑かったですが、休憩中は、ちょうど良い陽気。
 群馬側からは、時間の掛かる山域。埼玉側からはマイカー利用ならば簡単なようです。
 また、埼玉側でも車道を歩きが長くなるようですが、小鹿野へのバスがあるようです。

JR高崎線 新町駅 日本中央バス(新町駅) 生利バス停


生利大橋 車道を行く 登山口(林道沢口線)


登山口の道標 林道を行く 舗装道路に出て、右の道へ



ここから山道へ



新緑の山道



杉ノ峠(885m) 明るい尾根道



埼玉側の展望 もう一息



父不見山(1,047m) 下る 群馬側の山並み



振り返り、父不見山 長久保ノ頭(大塚) (1,065.7m) 長久保ノ頭からの眺め



下る



坂丸峠 石祠(坂丸峠)



雑木林の落ち葉の道 送電線鉄塔 林道



父不見山登山道の案内板 人里に下りてきました



神流川橋 国道462号を東へ 遠くに、鯉のぼりが見えてきました



万場の鯉のぼりの川渡り 万場バス停