2010年4月18日 甲州高尾山、棚横手山(山梨県甲州市勝沼町)
こうしゅうたかおさん、たなよこてやま
勝沼ぶどう郷駅→大滝不動尊→棚横手山→甲州高尾山→大善寺→勝沼ぶどう郷駅
4年振りに、甲州高尾山に出掛けます。錦糸町7時08分の特急あずさ3号に乗車。大月で普通電車に乗り換えます。
少し時間があるので、改札を出てみました。なんと駅前の一画が、いつも利用している京風らーめんの店以外 無くなり
更地になっていました。ホームに戻り、甲府行きの普通電車に乗り、9時10分に勝沼ぶどう郷駅に到着。
快晴の良い天気。南アルプスの真っ白な山並が見渡せます。
9時20分に出発。右へ下りガードをくぐります。しばらく行くと、大滝不動尊への案内板があり、右へ入り坂道を登っていきます。
登り切った所で、細い道が続いていますが、左に折れて少し下っていきます。すぐに広い道に出て右に折れて、坂道を登ります。
道端には、白い水仙、黄水仙が咲いています。坂道を振り返ると、青い空に真っ白な南アルプス。
舗装道路を登り切ると、大滝不動尊の前宮です。まだ桜が少し残っていました。
前宮の左に続く、簡易舗装された細い道を登っていきます。時々、大滝不動尊からの空のタクシーが下ってきます。
大滝キャンプ場を過ぎて、傾斜が増してきてました。急な登りが終わり、広い車道に出ると、右に三滝橋。
左に折れて、舗装道路の林道を行きます。展望が開けた所で、甲府盆地と南アルプスが眺められます。
道路工事現場を過ぎると、大滝不動尊に到着。4年前に来た時は、山門が工事中で通れませんでしたが、
今日は山門をくぐり、石段を登っていきます。右に前滝。石段を登り切ると、朱が鮮やかな本堂。本堂の背後には、雄滝。
安全祈願をして、本堂右の赤い橋を渡り山道に入りました。10分ほどで道標のある大滝林道に出ました。
右の展望台へ。鳥居をくぐり東屋の様な、甲斐御岳神社。ここが展望台になっています。道標に戻り、大滝林道を行きます。
右に「富士見台・甲州高尾山」の道標があり、樹林の山道を登っていきます。稜線に飛び出すと良い眺め。
右の方には、富士山を見る事が出来ました。甲州高尾山は右ですが、まずは左の棚横手山へ向かいます。
時々、黒こげの木が転がっています。以前に山火事が起きたのは知っていましたが、その後 平成19年、21年にも
山火事が起きていたのです。少し急な登りで林道を横切り、階段を登り山道へ。この辺りにも、黒こげの木があります。
11時45分に棚横手山に到着。「大富士見台」の標識が立っていて、まだ富士山が見えますが、雲が架かってきました。
ここでお昼にします。今日も、野菜を入れたインスタントラーメン。そしてコロッケパンです。
結構ゆっくりして、12時40分に出発します。下って行き、稜線に出た所に戻り、一登りで富士見台。
残念ながら富士山は、完全に雲に隠れてしまいました。小さな登り下りを繰り返して、稜線上を行きます。
この辺りに来ると、最近の山火事の影響は無いようですが、以前の山火事後に植えられた木が低いので、先のルートが見渡せます。
左下に林道が見えてきて、登り着いたピークは、甲州高尾山最高峰の東峰。標識はありません。
少し下り、平坦な道を行くと、甲州高尾山山頂です。小休止します。ポカポカで暖かいです。尾根道を少し行くと、剣ヶ峰。
少し下ると、林道を横切り、少し急な斜面をジグザグに下ります。大きな木が無いので、眺めは良いのですが、たいぶ霞んできました。
送電線鉄塔を過ぎて、急な滑りやすい斜面を下っていきます。傾斜が緩んできて、柏尾五所神社に到着。東屋があり、小休止。
鳥居をくぐると、国道に出て右へ行きます。大善寺を過ぎて、右上へ続く道、ぶどう郷遊歩道を行きます。
ぶどう畑の中を、くねくね行く道ですが、要所に道標があり、駅まで導いてくれます。15時55分に駅に戻ってきました。
陽の長い時期、まだ早い時間なので、駅にザックを置いて、ぶどうの丘まで行ってみました。ここからは、今日歩いた山並が見えました。
「小丸山百番観音」の道標があり、ちょっと行ってみました。丘の上に東屋があり、うっすらとピンクに染まる桃畑が見えました。
駅に戻り、階段を上がると、旧勝沼駅ホーム跡。当時の駅名表示があり、隣の駅は「はじかの(初鹿野)」 現甲斐大和駅です。
勝沼ぶどう郷駅17時22分の普通電車に乗車。大月駅で途中下車して、駅前の京風らーめん「かつら」に入り夕食です。
駅前の事を聞いたら、大月駅前は再開発中で、バスロータリーが出来るそうで、「かつら」も移転するそうでした。
また、大月の駅舎も作り替えられるそうです。 大月19時04分の総武線直通の特急あずさ30号に乗り帰宅。
今日の天気は、晴れ。夕方ころからは雲が広がってきました。気温は高めで、暖かかったです。
久しぶりの甲州高尾山、前日に降雪があり、登山道が心配でしたが、それほど残っていませんでした。
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