2010年11月21日 小金沢連嶺(山梨県甲州市、大月市)
                 こがねさわれんれい

 
小屋平バス停→石丸峠→小金沢山→牛奥ノ雁ヶ腹摺山→黒岳→湯ノ沢峠→やまと天目山温泉バス停

 久しぶりに大きな富士山を見たくて、小金沢連嶺に出掛ける事にしました。
 東京5時41分発の普通高尾行きに乗車。立川で始発の普通甲府行きに乗り換えます。8時02分に甲斐大和駅に到着。
 ちょうど扉が階段の所で、すぐに階段を上がれましたが、トイレに寄ったので、その間にたくさんの人が改札を出て、
 停車しているバスに乗車してしまい、座れませんでした。共栄交通の小型バスで、臨時便が1台出ていて2台でしたが、
 15人ほどの団体さんは、乗れませんでした。8時10分に発車。車窓からは時々富士山が見えて、稜線歩きが楽しみです。
 8時50分に小屋平に到着。2台のバスから、多くの人が降りました。すぐに準備をして、9時ちょうどに出発です。
 車道を横切って登山道があり、左に下ると上日川峠へ。右へ登る道が石丸峠への道です。
 熊笹の樹林帯の急登を一登りで、林道に出ます。すぐに古い登山道がありましたが、崩れた為、250m先に変更になっていました。
 少し行くと次の登山口があり、再び山道に入ります。傾斜が緩んできて、カラマツの山腹道を登っていきます。
 カラマツ林を抜けると、南側の展望が開け、これから向かう小金沢山が見え、その右に雲に浮かんだ富士山が見えてきました。
 山腹を巻く眺めの良い熊笹の道を行くと、石丸峠に到着。北へ向かう道は、大菩薩峠へ続く道で、すぐそこの山は熊笹山。
 南に向かいます。ここからしばらく、富士山は見えなくなります。すぐに分岐。左は牛ノ寝通りへの道。薄らと雪のある道を登ります。
 天狗棚山は、分からないまま通過してしまいました。西側の展望が開けてくると、遠くに南アルプスの山並みが綺麗です。
 そして青く見えるの大菩薩湖と上日川ダム。東側は、雲が広がっています。
 小金沢山を正面に見ながら、熊笹に覆われた道を下っていきます。下りきると、熊笹広がる狼平。
 小金沢山への登りになると、苔むした樹林になり、岩が点在する道です。樹林を抜けると、小金沢山(雨沢の頭)に到着。
 ここで富士山に再会。山頂に少し雲が架かってきました。小休止して出発。少し下ると、平坦になり熊笹を、かき分けながら進みます。
 あまり登った感覚が無いままに、牛奥ノ雁ヶ腹摺山に到着。11時40分。南側が開けている好展望地。
 残念がら富士山は雲に隠れてしまいました。ここで昼食にします。
 野菜と溶き卵を入れたラーメンを作りました。食後にコーヒーを飲んで、のんびりしました。
 50分休憩して、出発です。少し行くと、日川林道への道標。 あれっ、こっちで良いのかなぁ? 道は東に向かっています?
 眼下に大菩薩湖が見える展望地に出ました。ここから急な下り道になります。 間違ったようです。戻ります。
 牛奥ノ雁ヶ腹摺山の直下まで戻ると、山頂に居たグループが、南に向かって行くのが見えました。熊笹をかき分け、軌道修正。
 本来の道に戻りました。熊笹の道を下ります。下り切った所は、賽ノ河原。水場への道標がありました。
 登りになり、平坦な開けた所に出ると、道標があり、川胡桃沢ノ頭。
 苔むした樹林の中を、緩い傾斜で登っていきます。倒木があり、またいだり、潜ったりして行きます。時々、雪があります。
 道標があり、左に大峠への道を分けます。そして黒岳に到着。展望はありません。少し下ると、落ち葉の森。
 山梨の森林100選 「黒岳の広葉樹林」の標識がありました。この森を抜けて少し登ると、展望が開けて、白谷ヶ丸。
 左下に見える、ザレ地に寄り道。最後の展望地です。すぐ隣の山は、雁ヶ腹摺山のようです。大月市の町並みも見えます。
 湯ノ沢峠に下ります。ススキが良い感じです。熊笹に覆われて、足元が見えない急な下りです。
 ぬかるんだ所があり、熊笹につかまりながら、注意しながら下ります。白ザレ場の脇を通過して、熊笹の道を抜けると、湯ノ沢峠。
 右へ少し下ると、湯ノ沢峠避難小屋がありました。中は綺麗で毛布がたくさんありました。そして、避難小屋の先に行くと、
 車が止まっていて、綺麗な公衆トイレがありました。林道は、ここまで伸びていました。
 避難小屋の裏の道を下って行きます。水場を過ぎて、沢沿いの道を行きます。少し荒れているので、道を確認しながら行きます。
 広い道に出て、そして舗装道路に出ました。林道を下っていきます。八大龍王神社を過ぎて、バス通りに合流すると、
 すぐに、やまと天目山バス停に到着。16時40分。なんとか明るいうちに到着できました。
 バスを待っている間に、すっかり暗くなってしまいました。16時58分の共栄交通のバスに乗車。
 甲斐大和駅に着くと、月がまん丸で綺麗でした。甲斐大和駅17時12分の電車で大月へ。
 大月駅前の、いつもの店で夕食。大月19時04分の総武線直通の、特急あずさ30号で帰宅。

 今日の天気は、晴れ時々曇り。久しぶりに大きな富士山を見る事が出来ました。
 小金沢連嶺を歩くのは、実に24年ぶりでしたが、当時の記憶は全くなく、初めて歩く感じでした。

小屋平 石丸峠への登山口



林道へ


再び、山道へ



小金沢山 と 右に富士山 富士山



石丸峠へ 石丸峠



熊沢山 雪道へ直進(左は牛ノ寝通りへ) 西側の眺め(中央に大菩薩湖)



小金沢山へ 狼平 苔むした樹林帯を登る



小金沢山(2,014.3m) 東側の眺め(小金沢山より) 小金沢山からの富士山



熊笹の道を行く 牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1,994m)



黒岳へ 賽ノ河原 牛奥ノ雁ヶ腹摺山を、振り返る



川胡桃沢ノ頭 薄らと雪の道



黒岳(1,987.5m) 下る 黒岳の広葉樹林



白谷ヶ丸 左の展望ザレ地へ 展望ザレ地から、振り返る



雁ヶ腹摺山を眺める ススキに青空



白ザレ場 湯ノ沢峠



湯ノ沢峠 公衆トイレ 湯ノ沢峠避難小屋 沢沿いの道を下る



広い道へ 車道に合流



八大龍王神社 やまと天目山温泉 甲斐大和駅