2010年11月27日 唐沢山、諏訪岳(栃木県佐野市)
からさわやま、すわだけ
堀米駅→林道入口→鏡岩→唐沢山神社→京路戸(きょうろど)峠→諏訪岳→多田駅
夏前に買った新しい靴の足慣らしに、簡単ハイキングに出掛けたかったのですが、行けないまま暑くなってしまいました。
そして、やっと足慣らしの簡単ハイキングに出掛ける事になりました。
東武伊勢崎線で館林へ。東武佐野線に乗り換えます。3輌編成のワンマンカーです。9時09分に堀米駅に到着。
降りたのは私1人だけ。無人の小さな駅です。東口を出て、懐かしい丸いポストを過ぎて、車道を左に折れます。
道なりに行き、歩道橋のある交差点で国道を越えます。前方に唐沢山に続く山が見えてきました。山は色づいています。
二股を右に入ると、狭い舗装道路で、緩い傾斜の登りになり、少しずつ登っていきます。落ち葉が増えてきて、
紅葉が綺麗になってきました。そして時々、山並みが見えるようになってきました。
ハイキングコースの道標があり、林道を離れて山道に入りました。時々分岐があり、山頂コースと初心者コースに分かれます。
初心者コースはピークを通らない巻き道でした。もちろん山頂コースを進みます。
前方に171.9m峰と思われる山肌が紅葉して綺麗です。大きめの岩を越えると、松の木があり、ベンチのある展望地に出ました。
少し大気が霞んでいますが、良い眺めです。さらに行き、小さな橋を渡ると岩の上に出て、車道が見え、山腹に唐沢山神社らしき
建物が見えました。少し下り、車道を横切る手前に、鏡岩がありました。車道を横切ると、道標はレストハウスを指しています。
横木の階段を少し登ると、小さな石祠があり、右の鎖の柵がある岩場の道を登ってみました。登り切ると枝ぶりの良い松の木があり、
「唐沢山天狗岩展望案内」の銅板がありました。ここは天狗岩の上でした。天狗岩を下ってゆくと、真っ赤な紅葉。鮮やかです。
唐沢山神社の参道を行きます。神橋を渡ると、参道の紅葉は見事でした。石段を登り、鳥居、神門、社殿。そして奥に本殿です。
社殿の横には、当時の石垣が少し残っていて、本丸跡です。ここが唐沢山の山頂のようです。社殿の横の階段から下ります。
時刻は11時10分、レストハウスに向かい昼食にしました。
11時40分に出発。北側の舗装された車道から林道へ入ります。この辺りからは「関東ふれあいの道」として整備されています。
京路戸峠(きょうろどとうげ)に向かいます。キャンプ場の左の道を行きます。林道と交差したり、分岐する所がありますが、
道標があるので安心です。分岐に見晴休憩所とあったので、林道を離れて木段を登ると、テーブルとベンチのある休憩所。
木々に囲まれていて、展望はありませんでした。下ると、「関東ふれあいの道」の石柱。
林道を離れて、落ち葉いっぱいの尾根道を行きます。天気が良くて気持ちが良いです。小ピークを越えて、京路戸峠0.4kmの
道標で左に折れて、下っていきます。鞍部に来ると、ベンチとテーブルが置かれた、京路戸峠。
左に下ると多田駅ですが、まずは、直進。道標の指す村桧神社方向へ行きます。
少し行くと、道標があり、小さな「諏訪岳」の標識が、付けられていました。北西側の展望が開けて、急斜面を登り切ると
諏訪岳山頂に到着。手作りの山頂標識がありました。小休止して、下山です。京路戸峠に戻り、多田駅方面に下ります。
峠から10分ほどで山道は終わり、舗装道路に出ました。貯水池を過ぎて、大きな工場のある道を行きます。
車道を横切り、振り返り山並みを見ると、諏訪岳が尖っています。京路戸橋を渡り、道なりに行くと多田駅に到着。13時50分。
この駅も小さな無人駅でした。駅のホームから、今日歩いた、唐沢山から諏訪岳の山並みが見えました。
14時15分の電車で館林へ。14時54分の特急りょうもう28号に乗り換えて帰宅。
今日の天気は、晴れ。気温は高めで、唐沢山の林道に入ってからは、Tシャツ1枚でちょうど良かったです。
特別、紅葉の事は意識して出掛けた訳では無かったのですが、唐沢山神社の紅葉、鮮やかで見事でした。
それから新しい靴、今日の歩きでは、どこにも違和感はありませんでした。
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