2011年4月6日 浜石岳、薩った峠(静岡県由比町、清水市)
はまいしだけ、さったとうげ
由比駅→浜石岳入口→野外センター→浜石岳→但沼分岐→立花池→薩った峠→興津駅
天気予報で、火水木と晴れが3つ並びました。中日の水曜に出掛けることにしました。
行き先は浜石岳。芝生の山頂広場で、富士山と海を眺めながら、のんびりしたいです。
東京駅5時46分発の東海道線に乗車。沼津行きの予定でしたが、計画停電の影響で、熱海行きに変更されていました。
熱海で乗換え。停車してる電車は、3両編成の富士行き。かなり混んでいます。三島駅に到着すると、ホームに人があふれています。
超満員のすし詰め状態になりました。富士駅で、再び乗り換え。今度は長い編成で、一安心。8時55分に由比駅に到着しました。
改札に向かいます。跨線橋に上がり窓を覗くと、線路の向こうの山の奥に、真っ白な富士山の頭が見えました。
9時ちょうどに出発です。雲一つ無い快晴。すでに気温も高く、初めからTシャツ1枚です。
駅前の道は、旧東海道(国道370号線)。駅前の狭い階段を上がり、東海道(国道396号線)に出て右へ歩きます。
10分ほどで、信号の所に浜石岳の標識。左に折れて、緩い傾斜の登り道を行きます。
すぐに正面に、浜石岳が見えてきます。新幹線を跨ぐ橋を渡ります。
要所には道標があるので、迷う事はありません。「ようこそ浜石岳へ」の標識を過ぎて、人家が無くなり、みかん畑になります。
以前は無かった、ベンチとテーブルがありました。標識があり「ちょっと一休」。富士山の白い頭が見えます。小休止します。
沿道には、水仙が咲いています。だんだんと、傾斜が増してきます。背中に陽が当たり暑いです。
高度が上がり、富士山の裾野も見えてきました。振り返ると、相模湾が広がっています。伊豆半島も見えますが、霞んでいます。
登りを一休みで、少し平坦な道になります。再び登り道になり、左に山道への入口。三本松経由の浜石岳への登山道です。
ここは見送り、さらに舗装道路を進みます。そして芝生の広場を過ぎて、野外センター入口から、広場に入ります。
三本松広場に行きます。富士山、駿河湾を眺めます。山側には、山頂が見えます。
スポーツ広場から、やっと山道に入ります。樹林の山腹道を行きます。緩い傾斜の登山道です。
薩った峠からの道と合流して、中継アンテナの横を過ぎて、登山道のすぐ脇に舗装道路が見えます。
少し急な登りで、西側が開けて、緩い傾斜の明るい尾根道を行きます。そして芝の広場になり、富士山の頭が見えてきました。
11時05分、浜石岳に到着。先客2名でした。いやぁ、今日は素晴らしい眺めです。
富士山、その右には愛鷹山系。駿河湾、伊豆半島。北側には、白い南アルプスも見えます。
さぁ、お昼にします。今日も乾燥野菜と溶き卵を入れた、インスタント塩ラーメンです。いつの間にか、先客2名は出発しました。
山頂独り占めになりました。食後に芝生に寝転がります。暖かくて気持ち良い、最高です。いつまでも、こうして居たい感じです。
山頂で1時間20分過ごして、12時25分に出発です。登ってきた道を、薩った峠からの道と合流した所まで、下ります。
ここから、薩った峠に向かい下って行きます。但沼分岐を過ぎて、樹木の無い送電線鉄塔の建つ、開けたところを通ります。
富士山と浜石岳山頂が見えました。再び樹林の尾根道に入ります。西山寺への分岐を過ぎて、立花池への分岐。
薩った峠への尾根道を外れて、立花池に向かいます。竹林、樹林を抜けて、西側が開けた道に出ました。
分岐です。右へ下ると立花へ。立花池は左へ少し登ります。そして立花池の標識 「千古の神秘と幽玄の境地」と書いてあります。
そして立花池に到着。池を眺めて小休止。ここから、薩った峠へ向かう道標は、どこにもありませんでした。
でも、先ほどの分岐には戻りたくなかったので、方角を確認して、山道を進みます。一応、道になっているので大丈夫でしょう。
ちょっと、藪に覆われた急な道を登ると、尾根道に出ました。ここには、立花池への標識はありませんでした。
薩った峠へ向かいます。緩い傾斜の道です。承元寺分岐を通過。しばらくして、海側が少し開けて、富士山と駿河湾が見えました。
竹林を抜けて、舗装道路に飛び出しました。以前来た時には無かった道です。この道を横切り、階段を下ると山道に戻りました。
みかん畑を抜けて、簡易舗装道に出ました。右へ行きます。左に海を眺めながらの道です。
しばらくすると、駐車場のある、薩った峠。ここからは遊歩道が整備されています。少し行くと、展望台。
ここが、歌川広重の浮世絵 「東海道五十三次の由比」を描いたポイントです。今日は、富士山が、はっきり見えます。
さらに遊歩道を行くと東屋があり、山桜が満開です。しばらく行くと、ここにも薩った峠の碑。振り返ると、まだ富士山が綺麗です。
ここで遊歩道は終わり。山道を下り墓地を抜けると、トイレのある休憩処。小休止して、興津駅に向かいます。
少し行くと、濃い白と赤の桃が鮮やかです。十字路を左に折れて、みかん畑を下って行き、東海道線の踏切を渡ります。
右折して、東海道と並行する右の道を行きます。橋を渡り、東海道と合流。身延山道の石碑を右に見て、興津駅入口バス停。
そして、興津駅前の信号を右に入ると興津駅に到着。15時50分。今度の電車は、15時54分の富士行き。
急いで改札を入り跨線橋を渡り、乗りました。富士駅で熱海行きに乗り換え。熱海駅で途中下車して、干物と夕飯の駅弁を買って、
17時16分発の普通電車で帰宅。
今日は、終日雲一つ無い快晴。気温は高くポカポカ陽気。
浜石岳の芝の山頂は、今日のような天気、陽気の時は、最高に気持ちが良い場所です。
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