2011年5月25日 荒船山(群馬県甘楽郡下仁田町)
あらふねやま
三ツ瀬バス停→相沢登山口→中の宮→艫岩→経塚山(行塚山)→艫岩→相沢登山口→三ツ瀬バス停
2年前に、漫画 「クレヨンしんちゃん」の作家が滑落して亡くなり、一躍有名になった山、荒船山に出掛けます。
上野駅6時14分の上越新幹線 とき301号に乗車。高崎駅で上信電鉄に乗り換え、8時21分に下仁田駅に到着。
駅前に停車している、下仁田町営バスの市野萱(いちのかや)行きのバスに乗ります。8時30分に発車。乗客はハイカー3人。
途中で1人降りました。そして9時少し前に三ツ瀬バス停に到着。もう1人も降りました。
靴の紐を締めて、9時に出発。正面に艫岩が見えています。三ツ瀬橋を右に見て、相沢川に沿った緩い登り傾斜の車道を行きます。
右に相沢川取水ダムがありました。左に庚申塚を見て、最後の民家を過ぎて、相沢橋を渡ります。
簡易舗装の道になり、林道を少し上がって行くと、「荒船山登山道案内図」のある、相沢登山口に到着。小さな駐車スペースがあります。
水分補給してから、林道を離れて山道に入ります。すぐに石祠があり、杉林の登山道を登って行きます。
傾斜は、それほど急では無く、新緑が瑞々しく気持ち良く登れます。登山道には、散ってしまったツツジの花弁が落ちていました。
苔むした大きな岩ゴロ道を過ぎると、小さな祠があり、大きな岩が覆いかぶさっています。標識があり、中の宮。
小休止して、さらに杉林の道を登って行きます。すると、登山道の先で、何か動いています。鹿でした。
白いお尻を、跳ねながら少し先へ進んでから立ち止り、こちらを振り向いています。写真を撮りましたが、ピンボケでした。
しばらく行くと、一面にシダの生えた所を通過、そして胸突き八丁の登りになりました。ジグザグに高度を上げていきます。
前方にガードレールのような、手摺が見えてきて、階段を上って行きます。階段が終わり、少し登ると、頂上台地に到着。11時。
左は経塚山方向。まずは右の艫(とも)岩絶壁へ向かいます。すぐに休憩舎。トイレ、ベンチがあり避難小屋にもなっているようですが、
扉は開きませんでした。今は使われていないのでしょうか?
道標があり、左は内山峠方向。この道標の先の、木の葉を抜けると、パァッと開けて、荒船山の艫岩展望台に飛び出しました。
北側が開けていて、と言うかすぐに絶壁。怖いので縁までは近寄れません。
方位盤があり、見事な展望が広がります。特に真っ白な山頂の浅間山が凄いです。眼下を覗き込むと、国道254号が うねっています。
しばし眺めを楽しんでから、展望台から戻り、ベンチで昼食にしました。今日は上野駅で買った駅弁を食べました。
食後に、山頂台地の自然林の中を南に向かいます。平坦で広い気持ちの良い道です。時々、石祠があります。
山桜が散っていて、スミレ、キンポウゲと思われる花が咲いていました。経塚山・星尾峠分岐を、経塚山へ向かいます。
少し急な登りになり、石祠と三角点のある、経塚山(行塚山)に到着。12時ちょうど。ここが荒船山の最高点です。
樹林に囲まれていて展望はありません。すぐに山頂を後にして来た道を戻り、下山前にもう1度、艫岩展望台で眺めを楽しみます。
12時40分に下山開始。バスの時間を意識しながらゆっくりと、下って行きます。新緑の登山道は、気持ちが良いです。
13時40分に相沢登山口に降り立ちました。登山口に着く直前に小さな滝が見えたので、行ってみました。
登山口から林道を少し上がると、滝がありました。小さいけど、爽やかな滝でした。
林道を下り、相沢川取水ダムのベンチで小休止。車道を下り、14時25分に三ツ瀬バス停に帰ってきました。
三ツ瀬バス停14時53分の下仁田町営バスで下仁田駅へ。乗客は私1人だけでした。
下仁田駅15時25分発の上信電鉄で高崎駅へ。高崎駅16時36分の普通電車で帰宅。
今日の天気は晴れ。それほど暑くは無く、艫岩展望台では、涼しい風が吹いていました。
下仁田町営バスは、平日6本、休日4本しか運行されていないので、ダイヤを確認してから計画して下さいね。
なお下山後、温泉に入りたい方は、荒船の湯が近くにあります。三ツ瀬バス停手前に近道がありました。
10分ほど距離だそうです。もちろんバス停もあります。
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