2011年11月27日 奥久慈男体山、月居山、袋田の滝(茨城県大子町
                 おくくじなんたいさん、つきおれさん、ふくろだのたき

 
西金駅→登山口→大円地越→奥久慈男体山→白木山分岐→月居山→袋田の滝→袋田駅

 以前 別々に行った事のある、奥久慈男体山と月居山。今回は この2つの山を縦走します。ちょうと紅葉も見ごろのようです。

 北千住5時21分の常磐線に乗車。水戸駅で7時27分発の水郡線郡山行きに乗り換え。3輌編成の綺麗な気動車。
 車内はガラガラでした。8時34分に西金駅に到着。下車したのは私と もう1人だけ。その方も男体山に向かわれました。
 トイレを済ませて、準備をして、8時45分に出発です。国道に出て右へ行くと、すぐに 「湯沢入口」の交差点。
 「←男体山登山口」の大きな案内板。左に折れて進んでいきます。歩道の無い道、時々車が通るので注意します。
 人家が見えてくると、湯沢の集落。分岐ですが、道標に従い直進します。のどかな里山風景が広がっています。
 「1650万年前のゾウ類足跡化石」の案内板を通過。そしてススキ越しに、男体山の山容を確認。
 弘法堂への道を左に分けて、古分屋敷に着きました。男体山登山口の道標に従い、少し下って行くと、駐車スペースがあり、
 綺麗なトイレがありました。(前回来た時には、あったかなぁ?) 長福山への道を左に分けると、大円地の登山口です。
 男体山が正面に迫ってきました。民家の脇から登山道に入ります。すぐに健脚コースと一般コースの分岐。
 前回同様に今回も一般コースに向かいます。杉林の中をジグザグに登って行きます。一般コースなので、危険な所はありません。
 登るにつれて、紅葉が鮮やかになってきました。岩ゴロの道を抜けると小広場に出て、ここが大円地越。
 前回、ここには東屋が建っていましたが、無くなっていました。暑くなってきたので、上着を脱いでTシャツになります。
 小休止して山頂に向かいます。少し急な登りで、尾根道を行きます。樹林を抜けて、稜線を歩きます。
 眺めが良くなってきましたが、左側は断崖絶壁。一般コースですが、下りでは ちょっと危険な感じです。
 小さな上り下りでパラボラアンテナ脇を登り切り、10時48分に男体山に到着しました。岩峰には、男体神社の奥社が祀られています。
 山頂からは360度の良い眺め。眼下には集落も見えます。多くの人が来ていますが、スペースを確保して昼食にします。
 乾燥野菜と味付け卵を入れたインスタントラーメンを作りました。
 食べ終わった頃に、登山口で見かけて健脚コースに向かった2人組みが到着。一般コースの方が、楽で早く着けるのですね。
 もう1度、山頂からの眺めを楽しんで、11時23分に出発。少し下ると、四阿(東屋)があり、ここで健脚コースが合流します。
 袋田の滝・月居山方面に向かいます。すぐに分岐。上小川町・滝倉へ分岐を見送ります。
 いよいよ初めての道、月居山へ向かいます。紅葉が鮮やかな縦走路です。白木山への分岐を分けると、急な下りです。
 鎖やロープが続きます。傾斜が緩んでからは、気持ち良く歩ける、紅葉真っ只中の登山道。行き交う人は、少ないです。
 水根への分岐を過ぎて、見晴の良い第二展望台。この先も、所々見晴の良い所があります。そしてベンチのある第一展望台です。
 ここから下って行き、月居山への登りになりました。急な登りですが長くは続きません。見上げると紅葉で、真っ赤です。
 登り着くと、古びたベンチと、月居城跡の碑がある、月居山山頂。月居山は双耳峰。この頂きは、後ろ山。
 鞍部に下ると、光明寺。山門、鐘楼、石仏群があります。石段を少し登ると、観音堂。眼下に袋田の街が見渡せます。
 ここからは、長く続く階段を登って行きます。登り着いたところが、月居山のもう1つの頂き、前山ですが山頂標識はありません。
 これからは延々と階段を下ります。左下に生瀬富士が見えます。眼下に見える山の紅葉が鮮やかで、真っ赤です。
 この辺りからは、袋田の滝から来る観光客が、少しずつ増えてきます。分岐があり、まずは生瀬の滝へ。遠くから滝を眺めます。
 分岐に戻り下って行くと、袋田の滝の上部が見えてきました。長い鉄階段を下って行きます。下り切ると遊歩道。
 吊橋を渡ると、袋田の滝の下部と旧観瀑台が見えます。トンネル入口で300円を払い観瀑台に向かいます。
 前回来た時に建設中だった、新観瀑台にエレベーターで上がります。旧観瀑台より、遥か上部から滝を眺めます。
 旧観瀑台に下り、ここからも滝を眺めます。ここは滝に近いので、少し水しぶきが かかる感じです。
 滝鑑賞を切り上げて、長いトンネルを出て、土産物屋の並ぶ道を抜けて、袋田駅に向かいます。
 振り返ると双耳峰の月居山が見えて、鞍部付近に観音堂も見えました。交通量の多い車道に合流しました。
 「袋田の瀧」の石碑を過ぎて踏切を渡り、袋田駅に到着しました。15時22分。
 袋田駅15時42分の水郡線に乗車。水戸駅で弁当を買って、17時06分の常磐線に乗り換えて、帰宅。

 天気は晴れ。午後になり、少し薄雲が広がってきました。寒くは無く、大円地越からは、TシャツのみでOKでした。
 紅葉 真っ盛り。男体山から月居山の縦走路は、特に見事な紅葉でした。 今度来るときは、逆ルートを歩いてみたいです。

※「ヤマレコ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-153118.html

JR水郡線(水戸駅) 西金駅 国道に出ます



湯沢入口交差点を、左へ 湯沢温泉を通過



正面に男体山の山容 左へ下ります



大円地登山口



右の一般コースへ(左は健脚コース)



紅葉が鮮やかになってきました



大円地越



尾根道を行く



左は、断崖絶壁 もうすぐ山頂。 左に奥社



奥久慈男体山山頂(653.9m) 山頂からの眺め



男体神社 奧宮 四阿



鮮やか



白木山分岐



綺麗です 真っ赤に燃えてます



男体山・月居山 縦走路



第二展望台より 第一展望台より



月居山への登り 月居山山頂付近 月居山(月居城跡) 404m



 
鞍部へ下る 光明寺山門(奥に鐘楼) 石仏群


光明寺観音堂 石段を登る 石段を下る



生瀬富士 生瀬の滝



袋田の滝 上部 急な鉄階段を下る 吊橋を渡る



旧観瀑台と袋田の滝 袋田の滝(旧観瀑台近くより) 袋田の滝(新観瀑台より)



袋田の滝(旧観瀑台より) 先ほど渡った吊橋(旧観瀑台より) 袋田駅へ



月居山を振り返る 水郡線鉄橋 袋田駅