尾瀬  2004年10月16日

 鳩待峠→山ノ鼻→竜宮十字路→ヨッピ橋→東電小屋→下田代十字路→竜宮十字路→富士見峠→富士見下

  池袋23時発の夜行バスで4時30分に鳩待峠に到着。寒い中でお湯を沸かし朝食を済ませて、5時30分に出発。まだ暗いので
  ヘッドランプを使用する。階段や木道は白く凍っているので、一歩一歩慎重に下ります。至仏山の上のほうは雪で白くなっています。
  山ノ鼻までは、まずまずの紅葉です。山ノ鼻ビジターセンター前の温度計は、氷点下2度。
  尾瀬ヶ原は霜で一面真っ白、空気はひんやり。曇っているのですが、南西の空だけに青空が広がっています。
  下ノ大堀側橋は架け替え中のようです。竜宮十字路を左に行きヨッピ橋、東電小屋から東電尾瀬橋当たりの紅葉も綺麗です。
  下田代十字路では弥四郎小屋前のベンチは2/3程度かたづけられていました。もう冬支度です。ここで昼食にしました。
  再び竜宮十字路を通り富士見峠へ長沢新道を登ります。木道が終わる頃には登山道に落ち葉がいっぱい。落ち葉のじゅうたんを歩きます。
  富士見峠近くには、少し雪がありました。冨士見小屋に到着。なんと富士山が見えました。曇り空だったので、まさか見えるとは。
  ここで、コーヒー休憩です。冨士見小屋も冬支度をしていて小屋の看板ははずされていました。宿泊も本日までだそうです。
  今回は、富士見下へ下ります。ここを歩くのは、なんと22年ぶりです。この道は車が通れる(一般車は通れません)林道なので、
  のんびり歩けます。初めのうちはたいした紅葉ではなかったのですが、下るにつれてだんだん鮮やかになってきました。
  たぶん、上の方は紅葉の盛りを過ぎているのでしょう。道には落ち葉が敷き詰められていて、静かで紅葉を満喫出来ました。
  3組ほどのパーティーとすれ違っただけでした。1時間30分かけて下山終了。途中には簡単な道標があるだけでした。
  道標は、アヤメ平下、元休憩所、馬洗渕、田代原、十二曲、とありました。富士見下にはゲートがあり、車が10台ほど駐車していました。
  チップ制のトイレがあるだけのバス停です。昔は富士見下にも小屋がありました。
  15時5分のバスに乗車。バスに乗ったのは、私を含めて3人のみ。このルートの紅葉は素晴らしいです。利用者が少なく、もったいないですね。

  今年最後の尾瀬になりました。天気は期待はずれの曇り空。今年の尾瀬は、あまり天気に恵まれませんでした。
  でも昨年立てた目標は達成。(沼山峠〜七入、白尾山、皿伏山、富士見峠〜富士見下) 燧ヶ岳、至仏山、会津駒ヶ岳にも登りました。
  私は、7ヶ月間の尾瀬の冬眠に入ります。


山ノ鼻へ 川上川を渡る


霜で真っ白(山ノ鼻) 上田代の地塘


冠雪した至仏山(上田代) 燧ヶ岳と木道(上田代)


燧ヶ岳と地塘(上田代) 上田代の地塘


牛首山の紅葉 橋の架け替え(下ノ大堀川橋)


中田代 竜宮十字路


ヨシッ堀田代 ベンチは冬支度(下田代十字路)


富士見峠へ向かう ちいさな橋


尾瀬ヶ原が見えた 富士見小屋脇にも東京電力のmap


冨士見小屋 中央に富士山(冨士見小屋前より)


元休憩所過ぎ 馬洗渕付近


田代原付近 十二曲付近


富士見下バス停(左の小屋はトイレ) 鳩待峠行バス連絡所行の関越交通バス