尾瀬  2006年6月9日、10日

6月9日  富士見下→富士見峠→アヤメ平→中原山→鳩待峠→山ノ鼻

  東京駅6時32分の上越新幹線 たにがわ401号で高崎へ。高崎7時44分発の普通電車で沼田に8時31分に到着。8時37分発の関越交通バスで
  戸倉の鳩待峠行バス連絡所へ。尾瀬への客は2人だけです。10時11分に到着。10時15分の富士見下行きのバスに乗ります。
  当然、乗客は私1人だけ。10時25分に富士見下バス停に到着しました。
  雨が降っています。バス停上のトイレで、雨具、スパッツ、ザックカバーを付けて出発です。車止めゲートを入って、林道をゆっくりと登っていきます。
  新緑が鮮やかです。登りが収まると田代原です。轍に水溜まりが出来ています。再び緩い登り道が始まりました。
  山の斜面に、雪が現れてきました。林道は除雪されているので、雪は全くありません。意外に早く水場。もうすぐそこです。
  12時10分に冨士見小屋に着きました。小屋の前には、雪が残っています。
  幸い小屋は営業中。とん汁を注文して、持参したパンを食べて昼食です。小屋主さんは、そろそろ下山するつもりだったそうです。
  現在、八木沢、長沢共に通行止めで、富士見峠に来る人は、ほとんどいないようです。長沢新道の復旧は6月末だそうです。
  さぁ、そろそろ出発。小屋で休んでいる間に、風が吹いてきました。すぐに雪道になりました。富士見田代を過ぎて稜線を行きますが、
  左側から雨交じりの強い風が当たり、バランスを崩しそうになります。なんとかアヤメ平のベンチに着きましが、視界が悪く周りは何も見えません。
  アヤメ平辺りは、雪はありません。木道脇には、ショウジョウバカマが咲いています。再び雪道を越えて中原山の道標。
  なんとか雨は上がり、一瞬ですが薄日が射しました。横田代の標識付近は、雪が消えていましたが、ここから、また雪の中を行きます。
  赤いリボンの目印だけが頼りです。ちょっと見失うと不安になりますが、見つけるとホットします。右前方に至仏山の中腹が見えてきました。
  木段を下り、しばらく行くと鳩待峠に無事到着。14時57分。人で溢れています。これから帰る人たちが集まってきています。
  山ノ鼻へ下ります。2週間前は雪道だったのに、すっかり消えてしまいました。テンマ沢の水芭蕉は見頃を迎えているようでした。
  雲が切れて青空が広がってきました。川上川を渡って山ノ鼻に到着。すっかり晴れてしまいました。研究見本園に行きます。
  前回は雪原状態でしたが、全て解けました。ベンチで濡れた物を干します。16時10分に山の鼻小屋に入ります。
  今日の宿泊は10人程度。天気が悪かったので、だいぶキャンセルが入ったそうです。
  夕食後に、山ノ鼻ビジターセンターのスライドショーに参加して、20時に就寝。

  今日は、朝から雨。鳩待峠から、だんだん晴れてきて、山の鼻に着いてからは、晴れました。

富士見下バス停 富士見峠へ 車止めゲート


新緑の林道 田代原付近の水たまり 山の斜面には雪がいっぱい


冨士見小屋に着きました アヤメ平への雪道 富士見田代


木道脇に水芭蕉 アヤメ平ベンチ アヤメ平


雪の中を行く 中原山


木道が時々、顔を出します 横田代手前のベンチ ショウジョウバカマ(横田代付近)


横田代 雪道が続きます 鳩待峠に着きました


人で溢れています(鳩待峠) 山ノ鼻へ(すっかり雪は消えました) テンマ沢


水芭蕉(テンマ沢) 山ノ鼻に到着 研究見本園


山ノ鼻からの燧ヶ岳 陽が落ちました 山ノ鼻ビジターセンター レクチャールーム