尾瀬 2006年8月16日〜18日
8月16日 鳩待峠→山ノ鼻→至仏山→小至仏山→小笠→笠ヶ岳→片藤沼→鳩待峠→山ノ鼻
池袋23時発の夜行バスで出発です。天気予報では16日は良くて17日からは崩れる予報だったので、急遽山行予定を変更しました。
バスの集合場所で、鳩待峠に行き先を変更してもらいました。
3時30分頃に戸倉に到着。しばらく仮眠して4時30分にマイクロバスに乗り換えて4時55分に鳩待峠に到着。
至仏山を眺めると、うっすらとガスが架かっていますが上空は快晴。はやる気持ちを抑えながら身支度を整えて、いざ出発。
山ノ鼻へ下ります。山ノ鼻へ下ると至仏山はガスが取れて快晴。今日の宿、山の鼻小屋に行き、ザックを預かってもらいます。
小屋前のベンチで軽い朝食を済ませ、ミニザックに荷物を詰め替えて、研究見本園に向かいます。
振り返ると朝日が眩しく、燧ヶ岳上空も快晴です。6時10分に階段を上がり登山開始です。急な階段、木段を登っていきます。
森林限界を過ぎると、尾瀬ヶ原全体が見えてきました。アヤメ平の稜線に少しだけガスが架かっています。
登るにつれて、だんだんと南の方からガスが広がってきて、山頂が見えなくなってきました。8時20分に至仏山山頂に到着。
うっすらとガスが出ていて、20分程山頂にいましたが、残念ながら何も見えませんでした。山頂には15人ほどが来ていました。
小至仏へ向かいます。ガスが少しずつ消えてきて、西方は雲海が広がってきました。一登りで小至仏山に到着。小休止します。
尾瀬ヶ原はガスが架かっていて見えませんが、鳩待峠休憩所の三角屋根と鳩待山荘が良く見えました。
さらに下って、オヤマ沢田代手前のベンチで休憩。分岐を初めて笠ヶ岳方向へ入ってきました。
すぐに悪沢岳の道標を通過。熊笹の斜面を緩い傾斜で下っていき、樹林の中に入ってきます。風が少し出てきて、ガスに包まれてきました。
なんだか雨が降り出しそうな、いやな気配。戻ろうかと思いつつ歩いていると、目の前に小笠の道標。一登りで小笠山頂。少しガスが消えてきました。
少し下り、登って行くと、笠ヶ岳が迫ってきました。笠ヶ岳の南斜面を行くと、ニッコウキスゲが満開。湯の小屋への分岐から笠ヶ岳山頂を目指します。
結構急な岩場をぬうように登ると山頂標識の立つ笠ヶ岳山頂に初登頂。11時3分。先客が1人いました。思っていたより山頂は広かったです。
西の方は、雲が広がっていますが、東は、まずまず。左から至仏山、小至仏山、そして山頂に少し雲の架かった燧ヶ岳。左手前には小笠。
登ってきた真下には、片藤沼。その後3人登ってきて、5人になりました。ここで簡単な昼食。30分程山頂で過ごして下山です。
湯の小屋方向へ下っていくと片藤沼の標識があり、その奧に沼がありました。水は澄んでいて綺麗です。燧ヶ岳が見えました。
さらに行くと蛍池(標識がなかったので、?ですが、たぶん蛍池。と信じたいです)
さぁ、来た道を戻ります。小笠過ぎからの緩い登りが、疲れてきたので、ちょっと長く感じます。登り切りオヤマ沢田代の分岐に戻りました。
ちょっと至仏方向へ行き、ベンチで休憩。ここで900mlと500mlのペットボトルが空になりました。あと1時間の下りは水は我慢です。
14時45分に、鳩待峠に下山完了。鳩待峠休憩所で、350mlのお茶を買い一気飲み。いやぁ、冷たくて美味しかった。
帰りのピークは少し過ぎていたようで、鳩待峠は、それほど混んではいませんでした。
ここで長蔵小屋に電話して、明日の宿泊を予約しました。当初の予定では山の鼻小屋に2泊して、17日に今日のコース歩くつもりでしたが
今日歩いて2泊する必要は無くなったので、明日は尾瀬沼に移動する事にしました。
一息ついて、10時間前にも歩いた、今日2度目の山ノ鼻へ下ります。15時30分に山の鼻小屋に到着。宿泊客は20人程度。
今日の天気は、晴れ時々曇り。 山の鼻からの至仏山は初めてでしたが、特にきつくは感じませんでした。鳩待峠からより短時間で登れて良いです。
ただし、雨や風が強い時などは、怖いかも知れません。また鳩待峠側への下りのほうが楽でした。
初の笠ヶ岳は、最高でした。もちろん天気が、悪くはなかった事もありましたが。これからは毎年計画に入れようと思います。
そして、いつか湯ノ小屋温泉まで歩いてみたいです。
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