尾瀬 2006年11月2日、3日
11月2日 鳩待峠→山ノ鼻→尾瀬ヶ原→見晴→沼尻→大江湿原→長蔵小屋
ついに最後の尾瀬に出発です。東京駅6時8分発の新幹線Maxとき301号に乗車。高崎で普通電車に乗り換えて7時54分に沼田駅に到着。
8時丁度のバスに乗ります。学生で一杯になりましたが、すぐにガラガラになりました。途中の老神温泉辺りから、雨が落ちてきて天気が心配です。
9時35分に戸倉の鳩待峠行きバス連絡所に到着。雨は降っていませんが、すこしガスっています。すぐに鳩待峠行きのバスに乗り換えます。
乗客は、私1人です。10時丁度に鳩待峠に到着。休憩所は、営業中です。10時15分に出発します。
木道の周りは落ち葉が一杯です。川上川橋を渡り山ノ鼻へ。ビジターセンター(終了)の温度計は、5度。山ノ鼻の標識は、片付けられていました。
ちょっと研究見本園へ行きベンチで小休止。至仏山山頂には、うっすらとガスが覆っています。さぁ、尾瀬ヶ原を歩きます。
山ノ鼻の小屋も全て終了です。湿原は涸れ野原。曇っていますが風がないので、寒くはありません。牛首分岐にヨッピ橋通行止めの標識。
昨年の標識にガムテープを張って日付を変えてありました。竜宮に近づくと木道工事中。立派な高架になった木道を歩きます。
新しい木道が右に分岐しています。あれっ、ルートが変更になったのかな?
と思ったのですが、この右への木道は、「竜宮の入口」への木道でした。
「竜宮の出口」側もこれから、架け替えのようでした。今までは、湿原に沈みそうな腐った木道だったので、来年からは、複線の高架に変わります。
この工事に伴い、ヘリコプターが頻繁に行き来していました。竜宮十字路に着くと、十字路の周りのベンチも全て新しく作り替えてありました。
新しい木の香りがします。せっかくなので出来たてのベンチに座って記念写真。竜宮小屋の営業は終了してますが、まだ冬囲いをしていませんでした。
竜宮沼尻川橋を渡り福島県に入り、下田代を行きます。燧ヶ岳山頂辺りもガスに覆われていて、山頂は見えません。
12時25分に見晴に到着。弥四郎小屋前のベンチは、片付けられています。ふと弥四郎清水を覗くと、誰かが冷やしたまま忘れられた缶酎ハイが1つ。
そのままにしておきました。ここで昼食、カップメンとおにぎりです。
13時丁度に出発します。見晴キャンプ場に行くと、テントが一張り。倒壊した炊事場跡は、整地されていました。
尾瀬ヶ原、見晴とも、お別れです。段小屋坂も落ち葉が一杯です。この辺りからは、時々陽が差し込むようになってきました。
登りが終わり白砂峠を越えました。白砂峠の標識は落ちたまま。新しくしてほしいですね。白砂湿原、浅湖湿原を過ぎて、大江湿原を見渡せる高台に到着。
三本カラマツは、枝だけになってしまいました。「尾瀬」の標識は、まだ掛かっていて、ベンチが新しくなりました。
燧ヶ岳は、山頂まで見えるようになっていました。15時に長蔵小屋に到着。すっかり冬囲いがされていました。
部屋で荷物を整理して、周りを散歩。尾瀬沼キャンプ場の工事は終了していて、案内板ができています。来年からは使用可能です。テントデッキが28ありました。
なぜか、使用禁止のキャンプ場に一張りのテント。もちろん土の上に張ってありました。
尾瀬沼の桟橋付近で夕日が沈むのを見ていましたが、山に沈む前に上空の雲に消えてしまいました。
小屋に帰りると、今日は談話室で食事との事。初の談話室での食事になりました。宿泊客は8人。内2人は自炊のようで、食事は6人でした。
2人用のテーブルに付いて食事。向かいに座られた方も良く尾瀬に来られる方で、いろいろお話を伺いました。
19時30分就寝。
今日の天気は、午前中は曇り。午後からは、曇り時々晴れ。
今日の尾瀬は、人はほとんどいなく、静かな尾瀬でした。もう間もなく冬を迎えます。
なお、長蔵小屋は、4日の宿泊で終了。3日、4日は、お客さんが多いようで、留守番組のスタッフの方、5名はお祭り騒ぎのような、大忙しだそうです。
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