尾瀬の山縦走  2007年7月26日〜29日

7月26日  滝沢登山口→駒ノ小屋→会津駒ヶ岳山頂→中門岳→駒ノ小屋→滝沢登山口→御池

  新宿都庁地下駐車場22時30分発の夜行バスで出発です。空いていたので2席を使えて楽でした。4時50分に滝沢登山口に到着。
  昼食用に頼んでおいた舞茸弁当を受け取り下車します。降りたのは私と、もう1人だけ。雨が降っています。
  トイレの軒下に行きます。登るのか、やめるのかを考えつつ、パンをかじります。その間に、一緒に下車した人は、登って行きました。
  やっぱり登ります。雨具を着込み、スパッツ、ザックカバーを付けて、5時33分に駒一の橋を渡り緩い傾斜の林道を登って行きます。
  今日は近道に入らず、林道を行きます。尾根取付の階段を上がり、急な登山道を登りだします。雨具を着ていて蒸し暑く、汗が噴出します。
  かなりきつくて山頂までは行けそうもありません。水場のベンチで引き返そうと心に決めました。なんとか7時30分に水場にたどり着きました。
  水分補給して小休止。少し元気を取り戻したので、やっぱり登ります。傾斜は少し緩くなってきましたが、雨は降り続いていて蒸し暑く、また辛くなってきました。
  今度は、木道先のベンチまでで引き返そうと決めます。8時50分にベンチに到着して小休止。天気が良ければ、ここから駒ノ小屋と中門岳の稜線が見えますが、
  真っ白で何も見えません。ここまでくれば何とか行けそうです。木道を行くと、ウラジロヨウラク、チングルマなど咲いています。
  駒ノ大池に到着。ハクサンコザクラがたくさん咲いています。9時20分に駒ノ小屋に到着。ずいぶん時間が掛かってしまいました。
  右の入口は宿泊者用、左の入口は非難小屋扱いなので、左に入ります。10人ほど居ましたが、座るスペースを確保できました。
  ここで早めの昼食。舞茸弁当を食べて腹ごしらえ。空身で山頂に向かいます。幸い雨が収まっています。駒ノ大池の脇には残雪があります。
  10時5分に会津駒ヶ岳山頂に立ちました。木道を中門岳に向かいます。木道にも残雪があります。コバイケイソウ、チングルマ、ハクサンコザクラ、イワカガミなど
  咲いています。中門岳の標識の建つ中門大池まで来ました。今日はここまで充分。木道の末端までは行かず、ここから引き返します。
  駒ノ小屋に戻ります。天気が悪くなければ、富士見林道、大杉林道を歩いて御池に下山する予定でしたが中止。初めて登ってきた滝沢登山口に下山します。
  11時20に下山開始。途端に強い雨が落ちてきました。さすがに下りは楽です。足元に注意しながら慎重に下って行きます。
  確か13時30分頃にバスがあるはずです。これに乗れないと3時間近く待つことになるはずなので、急ぎます。13時に尾根取付の階段に到着。間に合いそうです。
  林道を下って行きます。国道をに出る直前に、今朝同じバスだった人が前方を歩いていました。檜枝岐の温泉に浸かってから帰るそうです。
  13時20分にバス停に到着。時刻表を見ると13時34分。間に合いました。バスに乗り御池に到着。御池ロッジに入り、すぐに風呂に入り汗を流します。
  雨は上がり少し青空が出てきました。ちょっと御池田代を散歩。ノアザミ、コオニユリが咲いています。

  今日の天気は、雨。一時強く降る事がありました。蒸し暑くて、かなり辛い山登りになりましたが、なんとか山頂まで行けました。
  予定の御池まで行けずに、早くも縦走が途切れてしまいました。

会津駒ヶ岳 滝沢登山口 尾根取付 急登


水場のベンチ 木道が始まった最初のベンチ 視界不良


ウラジロヨウラク イワイチョウ ハクサンコザクラ


駒ノ大池 駒ノ小屋 ミヤマキンポウゲ


コバイケイソウ 山頂へ 会津駒ヶ岳山頂(2,132.4m)


残雪あり チングルマ


ハクサンコザクラ イワカガミ


中門岳標識と中門大池 下山開始 雨が流れる登山道


階段を下り林道へ 沢の水量が凄い 下山終了(登山口バス停)


御池ロッジ ノアザミ(御池田代) コオニユリ(御池田代)