田代山  2009年7月26日〜29日

7月26日  猿倉登山口→小田代→田代山→小田代→猿倉登山口

  今回のテーマは、「尾瀬の山歩き」。残念ながら天気予報は、良くありません。天気次第では、予定変更になります。
  初日は田代山です。今年から運行を始めた、舘岩村の田代山シャトルバスは今日が運行最終日。私にとっては、今年最後のチャンスです。

  北千住6時32分の快速会津田島行きに乗車。東京は晴れていたのですが、利根川を渡る頃から厚い雲に覆われてしまいました。
  でも野岩鉄道に入る頃には、また青空が戻ってきて、9時25分に会津高原尾瀬口に到着。駅前は青空が広がっていました。
  すでに沼山峠行きのバスが停車していて、9時30分に発車。車内で早めの昼食。簡単におにぎりを食べます。上空には再び雲が広がってきました。
  10時に舘岩村観光案内所で下車。必要な荷物だけを、デイパックに詰め込んで、ザックは観光案内所に預かってもらいます。
  田代山シャトルバスに乗車します。乗客は4人だけ。靴の紐を締めて、スパッツを付けて、下車後すぐに出発できる準備をしておきます。
  10時15分に発車、10時55分にトイレのある、駐車場に到着。
  トイレを済ませて、すぐに出発です。林道を5分ほど歩くと、もう1つの駐車場、15台ほど駐車しています。ここが猿倉登山口。11時ちょうどに山道に入ります。
  ゆっくりと登って行きます。10分ほどで水場の標識。初めて水場に行ってみました。右の小道を少し入ると、冷たい水が出ていました。
  階段の急登を、息を整えながら登って行きます。「山頂まで1.0km 約1時間」の標識を過ぎて、時々陽が差し込むようになってきました。
  視界が開けてきて、山並が見えてきました。木道が現われてきて、小田代です。キンコウカがたくさん咲いています。イワショウブ、コバイケイソウ、ワタスゲが
  少し咲いていました。今まで風が無く暑かったのですが、爽やかな風が吹いていて、気持が良いです。
  さぁ、もう少しです。さらに登ってゆくと、日光の山並みが見えてきました。12時10分に山頂湿原に到着しました。雲が広がっていますが、青空が覗いています。
  湿原は黄色一色の感じ。キンコウカが群生しています。小さなタテヤマリンドウの青が綺麗です。木道の先には、明日登る予定の会津駒ヶ岳がはっきり見えます。
  チングルマの花穂がたくさんあり、6月に来た時に花が群生していたのを思い出しました。他にイワショウブ、ワタスゲ、サワランを確認。
  田代山山頂標識のそばの木道で小休止。人は少ないです。木道を反時計回りに1周します。ニッコウキスゲは、時々咲いていますが、群生はしていません。
  ゆっくりと一回りして、猿倉側に戻ってきて、最後に木道に座り小休止。すると、ガスが湧いてきました。13時25分に下山開始。
  水場に寄って、汗を拭こうと思っていたのですが、水場の標識を見落として、下山してしまいました。14時20分に、トイレのある駐車場に戻ってきました。
  帰りのシャトルバスは、行きの4人と、8人のグループが乗車。14時40分に発車。途中で雨が降り出し、到着間際に豪雨になりました。
  15時20分に観光案内所に戻ってきました。凄い雨です。預けたザックを受け取り、荷物を整理。
  雨は小降りになってきました。傘を差して、松戸原のバス停に向かいます。雨は上がりました。松戸原15時48分のバスに乗車。駒ヶ岳登山口で下車。
  16時25分に、今日の宿「民宿すぎのや」に到着しました。

  今日の天気は、山行中は曇り時々晴れで、雨に降られる事は無く、まずまずの天気でした。この時期、田代山山頂湿原は、キンコウカだらけでした。
  1日1往復の、シャトルバス利用の田代山ピストンは、ちょっと厳しいように思えていたのですが、大丈夫でした。来年も運行してくれるのであれば、日帰りも可能です。

田代山シャトルバス(舘岩村観光案内所前) 林道を行く 猿倉登山口


さぁ、出発! 水場標識


水場


急な階段 山頂まで1.0km 視界が開けてきました


木道が現れて 小田代 キンコウカ(小田代)


日光の山並み 山頂湿原の木道に出ました


タテヤマリンドウ 木道の先に会津駒ヶ岳


イワショウブ 右に弘法池 田代山山頂標識(1,926m)


チングルマ(花穂) キンコウカだらけ ニッコウキスゲ


帝釈山側の木道末端


6月には、チングルマの花畑でした



ガスが湧いてきました 下山です



下山完了 シャトルバスへ 本日の宿「民宿すぎのや」