尾瀬 2009年9月11日、12日
9月11日 鳩待峠→アヤメ平→富士見峠→昼場→見晴→東電小屋→ヨッピ分岐→竜宮→牛首→山ノ鼻
今日は関越尾瀬号の夜行便を利用します。22時に新宿駅南口を出発。途中で、コーヒーを忘れた事に気がつきました。サービスエリアで売ってると良いのですが。
三芳SAで休憩。カップ付のインスタントコーヒーが買えました。乗客は4人と空いていて、全員戸倉下車で早く到着。戸倉の少し手前で停車して時間調整です。
4時10分ころに戸倉に到着。結構冷え込んでいます。手持ちのパンをかじります。4時45分に発車。5時10分に鳩待峠に到着しました。
出発しようとすると、鳩待峠休憩所の上空が、少しオレンジ色に染まりました。5時20分に出発。ここからの入山は、今年初めてです。
まだ薄暗い登山道をゆくりと登っていきます。鳩待峠から1Kの所に角材とビニールのプチプチに包まれた道標が置かれていました。
どんな道標ができるのでしょうか? その後、鳩待通りの、あちこちに角材が置かれていて、木道工事が行われてるようでした。
横田代に出ると、木道が一部交換されていました。草紅葉が始まっています。イワショウブが赤くなりキンコウカが茶色くなっていました。
振り返ると至仏山が大きく、左に笠ヶ岳。笠ヶ岳行ってないなぁー。中原山を過ぎてアヤメ平に到着。少し風が吹いていて、思い切り寒いです。
上空は曇っているのですが、日光方面の山並は晴れ間が覗いていて少しオレンジ色です。寒いのでアヤメ平のベンチでは休まずに通過。
正面の燧ヶ岳が綺麗です。下って行くと赤城山が良く見えます。富士見田代に行くと、先日出来たばかりの、ベンチがありました。
早速座って見ました。日差しがあれば、ここで休憩は気持ちが良いでしょうね。7時20分に冨士見小屋に到着。
カーテンが閉まっていて、この時間、営業していないようです。温かい物でも食べようと思ったのに残念です。しかたがないので小屋の前でお湯を沸かして
コーヒーを飲みました。ゆっくりしていると、突然、小屋の裏の方から小動物が飛び出してきました。兎です。目の前を走り抜けて、富士見下へ向かって行きました。
小屋前に咲いているヤナギランはもう終わりです。休んでいる間に、雲が取れてきて青空に代わってきました。8時05分に出発。
八木沢新道を下ります。白尾山、皿伏山が、すぐそこです。燧ヶ岳も見えます。十二曲りを下り、気持ちの良い山道を緩い傾斜で下っていきます。
オオカメノキの葉が赤く染まり、赤い実を付けています。昼場で小休止。燧ヶ岳山頂に少しガスが掛かりました。
ここからは、さらに傾斜が緩みます。八木沢橋、そして見晴沼尻川橋を渡り、10時に見晴に到着。尾瀬ヶ原は青空が広がっています。
ここで昼食。原の小屋のカレーライスを食べました。さぁ、尾瀬ヶ原を歩きます。まずは赤田代方面に向かいます。
正面に景鶴山、木道脇には、ウメバチソウ、エゾリンドウ、オゼミズギク、ミヤマアキノキリンソウ、ワレモコウ、サラシナショウマ、チョウジギクなどが見られます。
分岐を東電小屋に向かいます。今度は正面に至仏山。東電尾瀬橋から只見川を眺めて、東電小屋へ。別館前から至仏山を眺めます。
ヨシッ堀田代を抜けてヨッピ橋を渡ります。渡りきったベンチで休憩。お湯を沸かしてコーヒーを飲みます。そして少し昼寝。50分ほど、のんびりしました。
竜宮へ向かいます。ヤマドリゼンマイが、かりっかりになっています。竜宮十字路を牛首に向かいます。尾瀬ヶ原の草紅葉は、だいぶ色濃くなってきました。
池塘にはヒツジグサがびっしりです。振り返ると燧ヶ岳には、秋の雲が広がっています。14時30分に今日の宿、山の鼻小屋に到着しました。
落ち着いてから、研究見本園をゆっくりと一回り。15時45分に入浴。今日の宿泊は私1人だけ、貸切だったので、お風呂は、ゆっくり入りました。
夕焼けを期待して、上田代に出ましたが、17時10分に陽が沈み、焼けることなく終わってしまいました。夕食を摂り、19時就寝。
今日の天気は、アヤメ平では曇っていましたが、その後は晴れ。尾瀬ヶ原は草紅葉が進んでいて、人は少なく、気持ち良く、のんびりできました。
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