尾瀬  2010年5月14日、15日

5月14日  尾瀬戸倉→富士見下→富士見峠→アヤメ平→横田代→鳩待峠→山ノ鼻

  今日は富士見下からの入山。でも今年からは戸倉10時20分発の富士見下行きのバスが無くなり、東京を朝発って接続出来るバスが無くなってしまいました。
  東京6時08分発の上越新幹線とき301号に乗車。高崎で在来線に乗り換えます。ところが新前橋で、しばらく停車。両毛線が遅れていて到着を待ってからの
  発車です。5分ほど遅れて、沼田でのバスの乗り換えが心配です。バスの発車2分前に沼田に到着。学生がたくさんいて、なかなか改札を出られません。
  なんとかバスに間に合いました。8時02分に発車。いやぁ、はらはらしました。沼田辺りまでは晴れていましたが、だんだんと雲が広がってきました。
  9時35分に戸倉の鳩待峠行バス連絡所に到着。尾瀬に行く乗客は私1人だけでした。ベンチで靴の紐を締めスパッツ付けて、9時50分に出発。
  車道を歩きます。左へ下る鳩待峠への分岐を見送り、直進して登って行きます。戸倉スキー場を過ぎて、少し勾配がきつくなります。
  硫黄沢は雪解け水で流れが激しいです。ちょうど1時間で富士見下に到着。車は1台も停まっていませんでした。
  車止めゲートから林道に入ります。少しずつ残雪が現れてきて、田代原に到着。道は除雪してありますが、まわりは雪だらけです。
  少し行くと、冨士見小屋のブルドーザーが止まっていました。だんだんと雪が多くなってきました。
  アヤメ平の稜線が見えてきた頃に、除雪のブルドーザーが止まっていますが、誰もいません。お昼時なので、冨士見小屋に行ってるのかなぁ?
  ここから先は除雪無し。雪道を行きます。やっと冨士見小屋が見えてきて、12時50分に富士見峠に到着しました。戸倉から3時間掛かりました。
  冨士見小屋の軒先でお昼にします。お湯を沸かしてカップメンです。冨士見小屋は冬囲いはありませんが、まだ営業前です。
  すると小屋の中で声がして、人がいるようです。たぶん、除雪の人がお昼ごはんに来ているのでしょう。相変わらず天気は悪く、小雪が舞ってきました。
  ここからは、念のため軽アイゼンを付けます。13時30分にアヤメ平に向かいます。富士見田代は、まだ雪の下。眼下に尾瀬ヶ原を確認。
  アヤメ平のベンチは出ていました。幸い風が無いので寒くはありません。ベンチで小休止。木道は、存在が微かに分かる程度です。
  アヤメ平を過ぎて、目印の赤いリボンを確認しながら進みます。中原山を過ぎて、横田代へ。ベンチの表面が、少しだけ出ていました。
  相変わらず視界不良で、至仏山は見えません。横田代の標識は、まだ取り付け前です。横田代を過ぎて樹林の中に入ります。
  しばらくして、南の方に青空が見えてきました。階段が少し見えて、急斜面を下って行くと、やっと鳩待峠に到着。15時50分。誰もいません。
  ここで、山の鼻小屋に電話を入れて、17時頃になる事を伝えます。さぁ、山ノ鼻に下ります。まだ木道や階段が、全ては出ていませんが、
  除雪が進んでいて、水芭蕉シーズン頃までには、除雪が終わるような感じでした。
  テンマ沢では水芭蕉が咲き始めていましたが、苞の先が茶色いものが多くあり、霜の影響のようです。
  16時50分にやっと山の鼻小屋に到着。鳩待峠で見えていた青空は消えて、また曇ってしまいました。
  靴を乾燥室に持って行くと、他の靴は無し。また1人かなぁ? 早速、お風呂に入り温まりました。
  食堂に入ると、テーブルに1つだけ食事の用意。やはり、今日の宿泊は、私1人だけでした。これで3回目かなぁ。
  今日のメニューは、いつものてんぷらではなく、違っていました。部屋に戻り、窓の外を見ると、また小雪が舞っていました。19時45分に就寝。

  今日の天気は、曇り時々小雪。晴れたアヤメ平を期待していたのですが、なかなかアヤメ平では晴れないです。
  戸倉を出発して、鳩待峠に着くまで、誰にも会いませんでした。

戸倉の鳩待峠行バス連絡所 右へ(左は鳩待峠へ)


戸倉スキー場 富士見下公衆トイレ


富士見下ゲート 残雪が現れました


田代原 ここからは除雪なし


冨士見小屋到着 アヤメ平へ 富士見田代


尾瀬ヶ原


アヤメ平ベンチ アヤメ平


中原山 横田代



横田代の道標 青空が



鳩待峠へ 誰もいない鳩待峠 さぁ、下ります



まだ階段は雪の下



テンマ沢の水芭蕉 山ノ川上橋



山ノ鼻ビジターセンター前 山の鼻小屋到着 夕食(いつもと違うメニュー)