尾瀬  2010年8月6日〜8日

8月6日  大清水→(中ノ岐沢経由)→小淵沢田代→大江湿原→尾瀬沼→長蔵小屋

  今週は尾瀬入りの予定は無かったのですが、天気予報が良かったので急遽尾瀬入りを決定。
  山小屋を予約します。長蔵小屋は予約できましたが、山の鼻小屋は残念ながら満室。尾瀬ロッジが予約出来ました。
  関越尾瀬号の朝便を利用します。新宿駅新南口7時20分発に乗車。乗客は、わずか3人だけです。途中、三芳と赤城高原で休憩し、10時55分に大清水に到着。
  青空は無く、雲が広がっています。今日の天気は午後から崩れるようです。
  まずは昼食。3週間前にお世話になった大清水小屋に行ってみましたが、誰も出てきません。仕方がないので大清水休憩所で昼食にしました。
  出発準備を終えて大清水小屋に人影が、ご主人でした。少しお話をして、11時35分に出発。ゲートを入り、大清水登山口の標識で分岐。
  今日は、右の奥鬼怒林道に入ります。一之瀬橋を渡り、緩い登り勾配の林道を行きます。ヤマユリ、ヤマオダマキなどが咲いています。
  12時ちょうどに最初のゲート。昨年から鹿除け柵に加えて、ゲートが作られました。面倒ですが、ロープを解いて開け閉めして、ロープを縛ります。
  林道の谷側には、鹿除けの柵が続きます。左に、オモジロの滝。2つ目のゲートに到着。鉄柱が曲っていて、ゲートがちゃんと閉まりません。
  このゲートを過ぎると分岐。小休止します。すると雨が落ちてきました。ザックカバーだけを付けます。
  この分岐を直進すると奥鬼怒スーパー林道へ。左の林道に入ります。道幅が細くなり、勾配が少し増してきました。雨が、本降りになりました。
  林道は、ジグザグに高度を上げて行きます。途中で、アサギマダラが舞っていました。13時15分、山道への入口です。
  「小淵沢田代入口」の標識は、倒れていて文字も消えてきて、今にも朽ち果てそうです。小休止。降ってた雨は、今は上がっています。
  さぁ、山道へ入ります。踏み跡に入り、ガレ沢を登ります。すぐに、細いながら、はっきりと分かる道になります。しばらくは、急な登りです。
  天気は回復してきたようで、時々陽が差すようになり、暑くてヘロヘロになりそうです。沢を越えたり、突然目の前に太いワーヤーが現れます。
  14時30分に、奥鬼怒・小淵沢田代分岐に到着。登りが終わりました。少し下り、小淵沢田代に到着。青空が広がり、夏らしい雲が湧いています。
  湿原には、ワタスゲの果穂が少し残り、キンコウカ、オゼミズギク、イワショウブなど。もちろん、誰も居ません。お湯を沸かして、コーヒー休憩しました。
  40分ほどゆっくりして、大江湿原へ。尾瀬沼への分岐を見送り、下って行きます。大江湿原に着くと、人が誰も居ません。静かです。
  尾瀬沼方向へ、ゆっくりと歩きます。ヤナギランの丘に寄ります。ヤナギランの花は、まだ下の方で咲き始めです。燧ヶ岳は、はっきり見えます。
  イワショウブ、ワレモコウ、ニッコウキスゲの実、ツリガネニンジン。コオニユリは、まだ咲いていますが先週がピークだったようです。
  長蔵小屋前には、トリカブトが咲いていました。16時30分に長蔵小屋に到着。今年2度目です。今日の部屋は、1階の24番。ベッドの部屋、2人でした。
  夕食後に、桟橋付近で夕日を眺めます。今年初めて、尾瀬沼ビジターセンターのスライドショーに参加して、20時就寝。

  今日の天気は、曇りのち、一時雨。その後、晴れ。 雨が降り出した時は、このまま降り続くのかと思いましたが、回復して良かったです。
  トリカブトの花が咲き始めて、尾瀬は夏から秋へ向かっています。

関越尾瀬号(大清水) 出発! 右の奥鬼怒林道へ



一之瀬橋 ヤマユリ ヤマオダマキ


鹿除けゲートを通過 オモジロの滝 分岐を左へ(直進は奥鬼怒スーパー林道へ)



林道は細くなり、勾配が増します 林道と別れ、正面の細い踏み跡へ



沢を横切ります 突然、目の前に太いワーヤー 青空が戻りました



このガレ沢を渡ると 奥鬼怒・小淵沢田代分岐 小淵沢田代



オゼミズギク キンコウカ 池塘



日光方面の山並



尾瀬沼・大江湿原分岐 大江湿原



小淵沢田代分岐 沼山峠方向 ワレモコウとニッコウキスゲの実



尾瀬沼方向へ ヤナギラン(ヤナギランの丘) ヤナギランの丘より



ツリガネニンジン コオニユリ



定番ポイントより 尾瀬沼(桟橋付近より)



トリカブト 長蔵小屋到着 夕暮れ



日没(桟橋付近で)