尾瀬 2010年8月21日、22日
8月21日 鳩待峠→横田代→中原山→アヤメ平→冨士見小屋
天気予報では、しばらく天気が安定してるようです。そこで今回は冨士見小屋に泊り、横田代で夕焼けを、アヤメ平で日の出を見たいと思い、
19日に冨士見小屋に予約の電話をいれたのですが・・・・・
当日は、1人も宿泊予定が入っていなかったので、1人での宿泊は断られてしまいました。土曜なので宿泊できると予想したのですが、ダメでした。
冨士見小屋には泊りたいのですが、このような理由でなかなか泊りたい時に宿泊できず、予定が立てづらいのです。
仕方がないので、山の鼻小屋を予約しました。そんなわけで、横田代の夕焼けはあきらめて、翌朝、深夜に出発して、アヤメ平の日の出だけを狙う事にしました。
今回も関越尾瀬号の朝便を利用します。新宿駅新南口7時20分発に乗車。結構混んでます。土曜日だからかなぁ。でも隣の席は空いていたので楽でした。
一般道から関越道に入ります。下り線は、車が連なっていてスピードが出ません。9時15分、やっと高坂SAに到着。高坂からは、完全に渋滞。時々止まります。
高崎を過ぎて、やっと流れ出しました。赤城高原SAで最後の休憩。11時15分に沼田インターを下りて、一般道に入りました。そして、12時10分に戸倉に到着。
乗合タクシーに分乗して、12時40分にやっと鳩待峠に到着しました。1時間ちょっと遅れました。
予定では、山の鼻に下り昼食。そして尾瀬ヶ原をヨッピ分岐から竜宮へ、一回りする事にしていたのですが、散歩程度しか出来そうもありません。
そこで、思い切って冨士見小屋に電話してみました。あっさり宿泊OK。先日電話した以降に宿泊予定が入ったそうです。すぐに山の鼻小屋をキャンセルします。
5年前にも、こんな事がありました。当初の予定通り、横田代の夕焼け、アヤメ平の日の出を見られるかも、あとは天気次第です。
鳩待峠休憩所で昼食を摂り、13時05分に出発です。始めは少し登りです。陽射しが強い時間帯ですが、しばらくは木陰なので助かります。
傾斜が緩み、木道が現れます。最初のベンチを過ぎて、2週間前にも確認した、木道架け替え用の角材が置かれてます。まだ工事は始まってないのかなぁ?
しばらくして、真新しい木道に出ました。工事が始まっていたのです。でも今日の工事は、休みのようです。
そして、パァッと視界が開けて横田代に出ました。青い空、雲、爽やかな風が吹いています。おやぁ、横田代の道標が新しくなりました。ピカピカです。
木道をゆっくり登ります。静かで気持ちが良いです。イワショウブ、サワギキョウ、ミヤマアキノキリンソウなどが咲いています。ベンチで小休止。
至仏山上空には雲が広がっていますが、山頂は見えます。さらに登ると、笠ヶ岳も見えてきました。ピークのベンチを過ぎると、燧ヶ岳が見えてきました。
笹原を抜けて、中原山を過ぎると、アヤメ平に出ました。青い空に、結構多くの雲が出ていますが、360度の眺めが楽しめます。
アヤメ平のベンチで小休止。ベンチの脇には、オヤマリンドウが沢山咲いていました。
さぁ、下ります。富士見池で燧ヶ岳を眺めて、15時15分に冨士見小屋に到着。小屋の前のヤナギランが見頃を迎えていました。
小屋の前で、まったりとします。夕食は17時30分ですが、夕焼けを眺めに行きたいので、少し早く17時にしてもらいました。
相変わらず豪華でボリューム満点の、美味しい食事でした。他の宿泊客は、おかあさんと、小さな子供さん2人の3人だけでした。
さぁ、夕焼けを眺めに、17時40分にアヤメ平に出発。ちょっとガスが湧いてきています。アヤメ平に着くと、霧に覆われてしまいました。
でも、それほど濃い霧では無いので、太陽がぼんやりと見えます。横田代に向かいます。中原山を過ぎて、下って行きます。
南西方面は、霧が晴れてきて山並が見えて、少しオレンジ色に染まってきました。横田代の上部のベンチで撮影します。月が輝いています。
陽は沈んでしまったようです。至仏山は雲に覆われていますが、上空は晴れています。上空に少しある雲がオレンジ色に染まり、良い夕焼けでした。
18時40分に撮影終了。すっかり暗くなった木道を、ヘッドランプを付けて戻ります。19時15分に冨士見小屋に戻りました。20時就寝。
今日の天気は、雲が多いながらも晴れ。
久しぶりに冨士見小屋に泊れて、あきらめていた、横田代での夕焼けを眺められました。
そして、アヤメ平では湿原が、少しずつ茶色くなり始めていて、季節は夏から秋に移っています。
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