尾瀬 2010年9月17日〜19日
9月17日 鳩待峠→横田代→アヤメ平→富士見峠→昼場→見晴→白砂峠→沼尻→尾瀬沼→大江湿原→沼山峠→(会津バス)→御池
この時期、尾瀬は閑散期ですが三連休はそれなりに人出がありそうなので、1日前に休暇を取って出かける事にしました。
関越尾瀬号の夜行便を利用します。結構込んでましたが、2席使えました。今日はマイカー規制日ではないようで、津奈木ゲートを5時少し前に通過。
5時05分に鳩待峠に到着しました。雨上がりのようで、曇っています。外のベンチは濡れているので、休憩所に入りパンをかじり軽い朝食を摂ります。
外に出てみると晴れてきて、至仏山上空に雲が浮かび、オレンジ色に染まっています。
5時40分に出発。休憩所の裏の階段を上って行きます。ツタウルシは、色づき始めています。木道工事は、1ヶ月前と変わっていないようで、進んでいません。
上空は快晴で、横田代に出るのが楽しみです。前方の樹林から、朝日が差し込みます。木道は濡れているので、注意しながら歩きます。
樹林帯を抜けると、横田代に出ました。青空は消えて、黒っぽい低い雲が広がってしまいました。振り返ると至仏山山頂にも、雲が架かっています。
横田代のベンチは通過。小ピークのベンチも通過して、笹原を抜けたベンチで振り返ります。尾瀬上空は雲が広がっていますが、西の方は晴れています。
赤城山がはっきり見えて、その右に富士山を確認できました。中原山を過ぎて、アヤメ平に到着。日光方面の山並みが、少しだけ見えますが、他は展望なし。
アヤメ平のベンチも通過し、下っていきます。富士見池も燧ヶ岳が見えないと、画になりません。早く冨士見小屋に下り、温かい物でも食べたいです。
7時55分に冨士見小屋に到着。カーテンが閉まっていて、いやぁーな感じ。扉は鍵が掛っていて営業していませんでした。昨日は木曜日、宿泊が無かったのでしょう。
小屋の外の温度計は、8度。温かい物を頂きたかったです。小屋の前のヤナギランは終わりました。休憩はあきらめて、出発。するとポツポツと雨が落ちてきました。
富士見峠から八木沢道を下ります。樹林の間から皿伏山が見えます。十二曲がりを過ぎて、傾斜の緩い山道を下っていきます。
昼場で小休止して、水分補給。今日は、燧ヶ岳が見えません。昼場を過ぎると、さらに傾斜は緩くなります。八木沢橋を過ぎて、今日初めて人とすれ違いました。
見晴沼尻川橋を渡り、見晴キャンプ場に出ました。9時55分。少し早いですが昼食。桧枝岐小屋に入り、カレーライスと100円割引券でコーヒーです。
食事中に少し陽が差したけど、一瞬だけでした。食後に尾瀬ヶ原を眺めたら、雲に覆われていて至仏山は見えませんでした。
10時35分に尾瀬沼に向かいます。雨は上がっていますが、木道や登山道は、スリップ注意です。緩い傾斜の白砂峠への登りですが、ちょっとバテ気味。
夜行バスで、あまり寝られなかったからのようです。白砂峠を下り白砂湿原。また雨が落ちてきました。沼尻平の木道を一回りして、沼尻休憩所で小休止。
北岸道を行きます。たまに陽が差すことがありますが、回復しません。浅湖湿原の木道が架け替えられて、歩きやすくなりました。
長英新道分岐を過ぎて、大江湿原を見渡せる高台に到着。三本カラマツ前の木道も、架け替え工事が完了していました。
定番ポイントで大江湿原、尾瀬沼を眺めます。燧ヶ岳は見えません。さぁ、沼山峠に向かいます。ヤナギランの丘で尾瀬沼方向を眺めると、三本カラマツ前の
木道を20人ほどの団体が通過していました。小雨降る大江湿原を行きます。アブラガヤの穂は真っ茶色になりました。
木道を登ります。白い球状のシラタマノキが、たくさん見られます。最後に展望台で尾瀬沼を眺めて、14時40分に下山完了。
14時50分のシャトルバスで御池へ。15時10分に御池ロッジに到着しました。今日は空いていて、夕食は7人でした。
今日の御池ロッジ宿泊で、尾瀬沼ヒュッテとの共通スタンプカードのスタンプが5個になり、「尾瀬人」 Tシャツをもらいました。 18時40分就寝。
今日の天気は、鳩待峠に到着直後だけ晴れで、その後は雨がしとしと降る天気。夜になって、少し強く降りだしました。
湿原の草紅葉は進んでいて、木々の紅葉も、もうすぐのようでした。
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