尾瀬  2019年10月17日

  戸倉→富士見下→冨士見小屋跡→アヤメ平→富士見峠→(八木沢新道)→見晴→東電小屋→牛首→山ノ鼻→鳩待峠

 16日の夕方に戸倉に到着し、温泉旅館 玉泉に宿泊しました。今まで戸倉では龍宮旅館を利用してましたが、今年の3月で営業を終了してしまいました。

 3時20分に起床。ポットのお湯でコーヒーを入れてパンで軽い朝食を済ませます。
 4時17分に出発。寒くはありません。狭い道を登って行き、街灯のある車道に出ました。緩い傾斜の登り道を行きます。
 15分ほどで、鳩待峠方面への道を左に分けて、右の富士見峠方面に登って行きます。街灯の間隔が長くなり、戸倉スキー場に着くと、
 尾瀬高原ホテルの明かりが眩しいです。ここから先は街灯が無く真っ暗、ヘッドランプの明かりだけが頼りです。
 空には満月に近い月と星空が広がってます。1時間ほどで富士見下に到着。トイレを利用して、ゲートから林道に入りました。
 この辺りから足元が見えてきたので、ヘッドランプを消灯。上空が明るくなってきて、東側は薄っすらとオレンジ色に染まっています。
 傾斜が緩むと田代原。紅葉した木が多くなってきました。再び緩い傾斜の登りになりました。右前方にマイクロウェーブ反射板が見えてきました。
 南側には赤城山が綺麗に見えています。林道に朝陽が射し込んできて一段と紅葉が鮮やかに見えてきました。
 アヤメ平の稜線に朝陽が当たっています。6時46分に冨士見小屋跡に到着。
 すぐにアヤメ平に向かいます。階段を上がると小湿原。木道は霜で真白。富士見田代では水面が鏡のようで、燧ヶ岳が映っています。
 木道を上がって行きますが、霜で滑り怖いです。日光白根山が見えています。アヤメ平の崖も紅葉が始まっています。
 新しい木道は、右側に迂回して作られました。アヤメ平に出ました。木道に霜がありますが、陽が当たりどんどん解けていきます。
 カメラマンが1人居ました。日の出直後の快晴で素晴らしい眺めです。風が無く寒くはありません。新潟方面には雲海が見えています。
 赤城山の右上に富士山が見えていましたが、どんどん雲に覆われていきました。眺めを楽しんで、冨士見小屋跡に戻りました。
 ここでお湯を沸かしてコーヒー と あんぱんで休憩です。25分ほど休んで、林道を少し行くと富士見峠。ここから八木沢新道に入ります。
 すぐに倒木。台風19号の影響かなぁ? 跨げば通れました。初めは少し段差や岩がありますが、ほとんどが傾斜の緩い歩きやすい山道です。
 右前方には、皿伏山、燧ヶ岳が見えています。徐々に紅葉した木が見られるようになってきました。昼場の道標は、冬支度されてました。
 さらに傾斜が緩んできて、紅葉の森を進みます。足元はぬかるんだ所があります。
 八木沢に架かる最初の橋が架かっていません。土台辺りが崩れています。一瞬渡れないかと思いましたが、上流側10mほどの所に架かっていました。
 すぐに八木沢橋ですが、橋手前の登山道が崩れてました。どんどん紅葉が鮮やかになってきました。見晴沼尻川橋を渡り、見晴キャンプ場に出ました。
 弥四郎清水で、泥だらけのスパッツと靴を洗いました。桧枝岐小屋に移動して、いつものようにカレーライスを頼んで、昼食にします。
 見晴地区では、第二長蔵小屋、尾瀬小屋、原の小屋は、すでに終了しています。35分ほど休んで、10時30分頃に出発。
 赤田代方面に向かいます。薄っすらと雲が出てきて、至仏山方向は薄い雲に覆われています。燧ヶ岳手前の森は紅葉してます。
 東電分岐を左に折れます。紅葉の森に入り下ると東電尾瀬橋。只見川の紅葉が綺麗、橋の奥の森も綺麗です。紅葉のトンネルを抜けると東電小屋。
 ヨシッ堀田代を行きます。振り返ると東電小屋と紅葉の森が良い感じ。ヨッピ吊橋を渡り真っすぐ行きます。
 大池塘で眺めます。燧ヶ岳は青空ですが、至仏山と東側に薄い雲が広がっています。東電下の大堀橋を渡ります。
 池塘に浮かぶヒツジグサの葉は まっ茶色。今日まで下ノ大堀川橋は架け替え工事で通行止め。それでもこのルートは空いています。
 燧ヶ岳を眺めると、エックスに交差した飛行機雲が面白いです。牛首分岐のベンチは混んでません。牛首山も紅葉してます。
 上ノ大堀川橋を渡り逆さ燧の池塘。水面が揺らいでいて映ってません。今日は山の鼻小屋は通過。研究見本園の木道は工事中。
 研究見本園を半周して下山開始。テンマ沢では、木道資材運搬のヘリが降下してきて、一時通行止め。綺麗な紅葉の木道を行きます。
 階段の登りになりました。石畳を登り切り、13時03分に鳩待峠に到着。
 13時30分頃の乗り合いバスに乗車。戸倉14時19分のバスで上毛高原駅へ。上毛高原16時14分の上越新幹線Maxたにがわ412号に乗り帰宅。

 今日の天気は、アヤメ平までは快晴。尾瀬ヶ原に出てからは、少し薄雲が出ましたが、晴れ。
 八木沢新道の紅葉は、鮮やかでした。

※「ヤマレコ」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2064454.html

戸倉 温泉旅館・玉泉を出発 右の富士見下方面へ(左は鳩待峠)


富士見下 明るくなってきました 田代原


正面にアヤメ平の稜線 赤城山 冨士見小屋跡に到着



アヤメ平に向かいます 階段を上がります 小湿原の木道は霜で真っ白


富士見田代(逆さ燧が映ります) 霜で滑り、怖いです アヤメ平の崖(左に上州武尊山)

燧ヶ岳 アヤメ平に出ました 至仏山 と 池塘(アヤメ平)


景鶴山、平ヶ岳方面(アヤメ平) 燧ヶ岳(アヤメ平) 日光の山並み、手前に荷鞍山(アヤメ平)


冨士見小屋跡から林道へ 八木沢新道に入ります(富士見峠) 八木沢新道


十二曲り道標 燧ヶ岳 と 皿伏山


燧ヶ岳 紅葉 昼場


いろんな色があります 最初の橋が、少し上流に架け替えられました 八木沢橋手前の登山道が崩れてました



鮮やかです 見晴沼尻川橋 これも綺麗



見晴キャンプ場に出ました 桧枝岐小屋で昼食 赤田代方面に向かいます(見晴)



正面に景鶴山 至仏山 東電分岐を左へ



燧ヶ岳 東電尾瀬橋手前の紅葉 東電尾瀬橋



東電尾瀬橋奥の紅葉 紅葉のトンネルを抜けます 東電小屋前より



東電小屋 と 紅葉 ヨッピ吊橋 大池塘にて



中田代 エックスに交差した飛行機雲 至仏山(中田代)



牛首分岐 中田代 至仏山 と 牛首山



逆さ燧の池塘(映りません) 山ノ鼻 山ノ鼻研究見本園にて



山ノ鼻ビジターセンター 下山開始



登りが始まりました もう一息 鳩待峠に到着