会津駒ヶ岳  2006年10月14日

  滝沢登山口→駒ノ小屋→駒ヶ岳山頂→中門岳→駒ノ小屋→大津岐峠→キリンテ

  13日22時30分に新宿駅西口都庁大型バス駐車場を出発。4時40分に駒ヶ岳登山口に到着。10人ほどが降りました。
  4時50分に出発します。真っ暗なのでヘッドランプは必須です。舗装された林道を少し登っていくと近道の道標があり、山道に入ります。
  すぐに林道と合流して、しばらくすると木の階段の尾根取付。体が温まったので上着を脱いでTシャツになります。階段を上がって、急登が始まりました。
  東の方が少しずつ明るくなり、赤く染まってきました。5時20分頃にヘッドランプを消灯。5時50分頃に日の出を迎えました。
  少し雲が広がっていますが、すばらしい日の出でに出会う事が出来ました。陽が当たるにつれて、木々の紅葉が鮮やかに見えてきました。
  6時10分に水場に到着。ベンチがあるので小休止。ここからは多少緩やかな登りに変わってきます。高度が増して燧ヶ岳、日光白根山が見えてきました。
  木道が始まり、すぐにベンチのある休憩場所。小休止します。中門岳への稜線が綺麗です。駒ノ小屋も見えてきました。
  段々になった木道を登って行きます。左に雄大な双耳峰の燧ヶ岳。7時15分に駒ノ小屋に到着しました。小屋直下のベンチで朝食。パンをかじります。
  駒ノ大池に駒ヶ岳が映っています。山頂へ向かいます。7時50分に会津駒ヶ岳山頂に到着。少し霞んでいますが、すばらしい眺望です。
  山頂を下って中門岳へ向かいますが、木道に霜が付いているので慎重に下ります。山頂巻道に合流して、草紅葉の中の木道を行きます。
  中門大池の水面は鏡のようです。さらに進み木道末端ループ。木道に座って、休憩。三岩岳がすぐそこです。駒ノ小屋に戻ります。
  戻ったら30人程度の人がいました。さっきは、ほとんどいなかったのに。早く上がってきて良かったです。中門岳を静かに楽しめました。
  なお、中門岳辺りの紅葉は、終わっているようでした。
  今回の予定では、このまま滝沢登山口に下山でしたが、時間が早く天気が良いので、富士見林道に行くことにしました。
  トイレの建物の脇を通り、少し下ると前方が開けてきて、これから向かう富士見林道の稜線が見えてきました。
  天気の良い日の、富士見林道の尾根歩きは、気持ちが良く最高です。山肌は紅葉していて、草紅葉も濃い茶色になってきています。
  このルートを歩く人は少ないので、人に会いません。10時40分に大津岐峠に到着。風が無く気持ちが良いので大休止。
  燧ヶ岳山頂は見えますが、上空には雲が広がっています。右の方には、鋭く尖った特徴のある山が。笠ヶ岳です。
  25分ほど休憩して、下山開始です。どんどん下っていきます。下るにつれて、紅葉が鮮やかになってきました。
  緑が鮮やかな辺りまで下り、小さな橋で沢を2つ渡ると、国道に飛び出しました。キリンテ登山口に下山完了。12時40分。
  国道を歩いて、中土合公園に行きます。途中、栗のイガイガがたくさん落ちていましたが、小さな栗しか残っていませんでした。
  せっかくなので、小さいながらも良さそうな栗を20粒ほど持ち帰りました。
  中土合公園の河原の東屋で荷物を整理して、昼食。ここで約2時間過ごしました。
  15時の会津バスに乗車。結構乗客がいます。尾瀬の紅葉も今週が最後でしょう。会津高原尾瀬口から野岩鉄道、東武線と乗り継いで、
  鬼怒川温泉からは、特急スペーシア きぬ134号に乗り換えて、帰宅。

  天気は、晴れ。
  会津駒ヶ岳への夜行日帰りは、初めてでしたが、結構時間に余裕を持って行動できたので、今後はこれもありかなって感じです。
  中門岳の草紅葉は最盛期。途中の登山道の紅葉は鮮やかで、すばらしい山行でした。

滝沢登山口 尾根取付 朝焼け


日の出 紅葉


水場で休憩(山頂まで2.9km) 墨絵のような山並み

燧ヶ岳の頭が見えました あと1.7km


空がきれい 木道に霜が 中門岳への稜線


休憩場所(最初のベンチ) 駒ノ小屋へ


燧ヶ岳 駒ノ小屋に到着 駒ノ大池と駒ヶ岳


左の雲の上に白根山、中央に駒ノ小屋、右に燧ヶ岳 会津駒ヶ岳山頂(2,132.4m) 池塘と燧ヶ岳


木道を行く 中門岳 標識 中門大池


木道末端(奧に三岩岳) イワショウブ 駒ノ小屋に戻ってきました


これから向かう富士見林道稜線 草紅葉



大津岐峠



?(何かの実)



鮮やか 苔むした倒木 沢を渡る



国道に飛び出しました キリンテ登山口 国道352号