尾瀬 2007年10月5日〜8日
10月8日 冨士見小屋→竜宮十字路→見晴→平滑ノ滝→三条ノ滝→兎田代→渋沢温泉小屋→小沢平(こぞうだいら)
5時起床。昨夜から雨の音が聞こえていました。窓の外を見ると、上空には分厚い雲がありますが、狭い範囲だけオレンジ色に染まっています。
外に出ると雨は上がっています。日の出を見られるかと期待しましたが、また雨が落ちてきてしまいました。撤収して2階の窓から眺めます。
6時15分頃に朝食。今日は雨なので雨具を着ます。小屋のご主人、スタッフの方、TOMさんにご挨拶。そして和風さんご夫妻に見送られて7時10分に出発。
木道を登って富士見田代へ。ガスっていて何も見えません。今年初めて長沢新道を下ります。雨に濡れた木道は滑るので、慎重に歩きます。
土場を過ぎて、登って来る人とすれ違います。途中で草紅葉が盛りの尾瀬ヶ原が見えます。黄葉してる木々があり、ツタウルシの赤が鮮やかです。
8時40分に竜宮十字路。結構人が歩いています。尾瀬ヶ原は濃い茶色に染まっています。ヤマドリゼンマイは、カリッカリッです。
景鶴山の山頂はガスで見えません。十字路を右に曲がり、竜宮小屋。9月末までの予定で改修していましたが、工事は終わっているようでした。
尾瀬ヶ原をのんびりと歩きます。雨は強く降っていません。正面の燧ケ岳は裾野しか見えません。弥四郎清水を飲みます。
小屋の前に尾瀬ヶ原パノラママップが設置されていました。木道を北へ向かいます。木道中央にエゾリンドウがまだ咲いていました。
ちょっと寄り道。東電尾瀬橋に向かいます。橋の手前の紅葉が例年きれいなのです。紅葉は遅れていますが、やはりこの辺りはそれなりに色づいていてきれいです。
東電尾瀬橋の工事現場を視察。7月の時は、まだ始まったばかりでしたが、今は工事真っ盛り。橋脚が2本できています。ショベルカーが大小2台。
丁度後ろから工事関係者の方が来たので、お話を聞くと、今年中に工事を終える予定で、来シーズンからは利用できるようにする。と言っていました。楽しみです。
温泉小屋を通過して、無料休憩所へ。10時。この先は食べる所が無くなるので、軽くおでんを注文しました。30分ほど休憩しました。
段吉新道への分岐を見送り、まっすぐ行きます。すぐに平滑ノ滝。木々の色づきは、まだまだです。さらに下っていきます。登山道はぬかるんでいます。
轟音が近づいてきて三条ノ滝第2テラス。雨に濡れた階段を下って第1テラスの展望台へ。誰も居なく独り占めです。水量は、あまり多くありませんが、迫力あります。
テラスを離れて登っていくと、古い道標が地面に落ちていました。よく見ると七入13.5Kmの表記。旧道が使われていた頃の道標のようです。
兎田代への急登を、ゆっくりと登ります。兎田代を過ぎて、御池・渋沢温泉の分岐。渋沢温泉小屋へ向かいます。
緩い傾斜の登山道を、下っていきます。苔むした倒木があり良い感じ。急なジグザグの道を下りきると、渋沢温泉小屋に到着。6月に宿泊して以来です。
13時25分。このまま行くとバスの待ち時間が長くなるので、ここで小休止。ちょうど小屋関係の方らしき人が出て来られたので、了解を得て玄関前の軒先で、
お湯を沸かしてコーヒーを入れて休憩して時間調整。6日、7日と渋沢温泉小屋は満員で賑わったそうです。
ゆっくりして14時に出発。小沢平方面へ下っていきます。渋沢に掛かる橋を渡りますが。上流側の大きい橋は土台がずれていて、なんだか不安定。
下流の小さな橋を渡ります。只見川に沿った細い登山道を行きます。雨に濡れたブナ林は、マイナスイオンたっぷりです。
15時15分に小沢平に到着。尾瀬口山荘前に1人先客がいました。バスは15時40分。ちょうど良い待ち時間です。
Tシャツを着替え荷物を整理してバスを待ちます。15時50分、10分遅れでバスが来ました。乗客は15人ほど乗っています。このバスは御池始発です。
15分ほどで尾瀬口バス停に到着。船に乗り込んで奥只見湖を行きます。40分ほど乗船して奥只見ダム。少し歩いて奥只見ターミナルへ。
17時10分のバスで浦佐駅へ。19時14分発の、新幹線とき346号に乗り帰宅。
今日は、1日中雨でしたが、そんなに強く降ることはありませんでした。尾瀬ヶ原は草紅葉が、見頃です。
今回は、紅葉の山歩きがテーマでしたが、今年の紅葉は遅れていて、紅葉に関しては残念でした。
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