尾瀬 2010年7月30日、31日
7月30日 鳩待峠→山ノ鼻→牛首→ヨッピ分岐→竜宮十字路→見晴→白砂峠→沼尻→大江湿原→沼山峠
当初は、29日から31日までの予定で、1日目に燧ヶ岳、2日目に会津駒ヶ岳、3日目に田代山、帝釈山を予定していました。
ところが、出発日が近づいてくると29、30と雨の予報に変わってしまいました。仕方がないので、1日短縮して、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳を中止する事にしました。
28日の夜行バスを予約してありましたが、急遽キャンセル。29日の夜行バスを予約しようとしたら、すでに満席。別の旅行会社も満席でした。
最後の手段、関越尾瀬号が予約出来ました。鳩待峠まで行く場合、旅行会社のバスと比べて、かなり高くなりますが、仕方がありません。
29日の22時に新宿駅新南口を出発。乗客は10人程度と空いています。最後部の1列5席分を確保。横になって寝る事が出来ました。
4時に戸倉に到着。雨は降っていません。4時40分発のバスに乗り、5時10分に鳩待峠に到着。今日最初に到着したバスです。
鳩待山荘前から見る、至仏山は雲に覆われています。5時20分に出発。するとすぐに雨が落ちてきました。とりあえず、ザックカバーだけを付けました。
濡れた木道を、注意しながら下って行きます。テンマ沢では、コオニユリが咲いていました。山ノ鼻に着く頃に、雨は上がりました。
今日も、山の鼻小屋に入ります。コーヒーと牛乳を買って、手持ちのパンで朝食です。外を見ると、青空が広がってきています。
今日は、研究見本園はカットして、6時30分に尾瀬ヶ原へ向かいます。雲と朝霧が、良い感じです。
尾瀬ヶ原には、キンコウカ、コバギボウシ、色鮮やかなコオニユリ、そしてワレモコウ等。燧ヶ岳の山頂は見えますが、至仏山は雲が取れません。
牛首分岐を直進します。だんだんと青空が消えて、上空は雲に覆われてしまいました。時々、少し残ったニッコウキスゲを見かけます。
龍宮小屋を過ぎて、下田代へ。ニッコウキスゲは、大きな実になっています。燧ヶ岳も雲に覆われてしまいました。
8時20分に見晴に到着。今日も桧枝岐小屋に行き、100円割引券でコーヒーを頂きました。休んでいる間に、また青空が広がってきました。
さぁ、白砂峠越えです。時々差し込む陽射しが、暑いです。石ゴロ道を登り切ると、白砂峠。サンカヨウの実が、巨峰のように大きくなっていました。
白砂湿原に出ると、爽やかな風が吹いています。ニッコウキスゲが数輪、キンコウカ、ワレモコウ。
沼尻休憩所は寄らずに、沼尻平の木道を一回り。10時50分に大江湿原に到着しました。ニッコウキスゲは終わりました。
長蔵小屋無料休憩所に入り、お昼です。ラーメンを食べました。食後に釜堀で、燧ヶ岳と、尾瀬沼越に景鶴山を眺めます。
さて、下山します。沼山峠に向かいます。木道脇に、コオニユリが群生しています。ヤナギランの丘では、ヤナギランが咲き始めました。
沼山峠展望台で尾瀬沼を眺めて、13時25分に沼山峠登山口に下山完了しました。荷物を整理して、サンダル履になり、定期バスの到着を待ちます。
沼山峠14時20分発の定期バスに乗車。松戸原を過ぎて、湯ノ花温泉に向かいます。普段、湯ノ花温泉では、滅多に乗客の乗り降りはありません。
湯ノ花石湯前で降りるのですが、次の停留所の表示が変わらないまま、石湯前を通過しそうになりました。運転手さんに「石湯前で降ろしてっ」。
急停止して、降ろしてもらいました。知らなかったら通過してしまいました。
まずはバス停近くの、星酒店で、明日利用する田代山シャトルバスの乗車券を買いました。湯ノ岐川に沿って行きます。
16時ちょうどに、今日の宿、「旅館 湯本屋」に到着しました。早速、お風呂に入り、汗を流しました。明日の出発はゆっくりなので、21時に就寝。
今日の天気は、曇り時々晴れ。 鳩待峠から山ノ鼻への下りで、少し降られただけで、その後は、時々陽が差す、まずまずの天気でした。
尾瀬は、ニッコウキスゲが終わり、夏の花が次々と入れ替わっています。
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