尾瀬 2011年6月3日、4日
6月4日 山ノ鼻→牛首→東電小屋→赤田代→平滑ノ滝→三条ノ滝→裏燧橋→御池→沼山峠→尾瀬沼→三平峠→大清水
3時30分起床。手持ちのパンで軽い朝食です。女将さんに挨拶をして、4時15分に出発です。
朝霧が漂っています。燧ヶ岳のバックがオレンジ色になり、日の出間近のようです。牛首分岐を左に折れます。
ショジョウバカマに朝露が付いて、綺麗です。そろその日の出の時間のようですが、霧が濃くなり、燧ヶ岳が見えなくなりました。
そして、池塘のポイントへ。カメラマンが3人居ました。2人の方に挨拶。そしてもう1人の方は、なんとJUNさんでした。
ちょうど日の出、霧の中をぼんやりと、太陽が昇ってきました。JUNさんは朝食に竜宮小屋に戻ると言う事で、お話をしながら、ヨッピ分岐までご一緒しました。
今朝、ヨッピ橋付近でクマが目撃されたので、ヨッピ橋は通行止めとの事。ヨッピ分岐で、JUNさんとお別れ。
ヨッピ橋には、ロープが張ってありました。ちょっと迷いましたが、今日は長丁場なので、竜宮経由は遠回り。自己責任の下、強行突破しました。
ヨッピ橋を渡り、東電小屋に向かいます。陽が出てきて気温が上がってきたので、急速に霧が晴れてきました。
そして東電小屋へ、ここもロープで通行止め。ここには、通行止めの張り紙がありました。「ヨッピ橋〜東電尾瀬橋間 午前9:00まで通行止め」と書いてありました。
東電小屋を過ぎて小湿原へ。水芭蕉が満開です。東電尾瀬橋を渡ります。気持ちの良い青空が広がってきて、暑くなってきました。
温泉小屋前を通過して、公衆トイレのベンチで小休止。ここでスパッツを付けます。
御池への分岐を見送り、少し下ると、平滑ノ滝。さらに下って行きます。時々残雪があり、ぬかるんだ所があります。
兎田代への分岐に、ザックを置いて、空身になります。そして三条ノ滝展望台へ。雪解けで水量が多く、豪快です。
すると、滝の右側の絶壁の雪渓に、動物が。カモシカの親子でした。すごい急斜面を平然と歩いていました。
滝を後にして分岐に戻り、ザックを回収。しばらく急登を我慢します。傾斜が緩み、兎田代を通過。小沢平への分岐を過ぎて、一登りで燧裏林道へ。
相変わらず、1本木道の狭い道。時々残雪があります。裏燧橋で平ヶ岳を眺めて、渡った所で小休止。
踏み抜きに注意しながら、雪道を行きます。渋沢方面への分岐を見送り、天神田代。燧ヶ岳の頭が見えます。
樹林帯を抜けると西田代。そして、すぐに横田代。雪のトラバースで、上田代。正面に大杉岳。そして雪山は、平ヶ岳、越後の山々。
さぁ、下って行きます。全面雪では無く、時々木道が出ているので、一気には下って行けません。
ワイド木道に出て、御池田代へ。そして駐車場を抜けて、御池に到着。10時05分。
昼食にします。山の家に入ります。食堂へ行くと、なんと11時から。困ったなぁ、弱ったなぁ、なんて、ぶつぶつ言っていると、「うどんならできますよ〜」
早速、頂いてしまいました。良かったです。
10時30分発のシャトルバスに乗り、沼山峠へ。10時50分に再び入山です。まだ残雪が多くありますが、だいたい階段は除雪されています。
少し下って、沼山峠展望台へ。綺麗になった展望台の階段で、尾瀬沼を眺めて下って行きます。
大江湿原を行きます。先の方を見ると、少し渋滞しています。大江川沿いに水芭蕉が咲いています。
尾瀬沼ビジターセンター前のベンチは、人がいっぱいです。長蔵小屋前の清水で、顔を洗って、さっぱりします。
定番ポイントで尾瀬沼を眺めて、釜堀湿原を通過。水芭蕉が満開でした。三平下で小休止。ここのベンチも混んでいます。
バスのダイヤを確認して、三平峠に向かいます。残雪があり、踏み抜きに注意しながら、夏道を登ります。
三平峠を越えて、下って行きます。しばらくは残雪がありますが、三平見晴の手前で無くなります。
十二曲を下って行きます。新緑と青空が気持ち良いです。岩清水で喉を潤します。日光白根山が見えてきて、登山道は終わり。
一ノ瀬休憩所で、スパッツを外します。林道を突っ走ります。13時30分に大清水に到着。下山完了です。
14時08分発のバスで沼田へ。沼田16時05分の上越線で高崎へ。高崎駅で夕食の駅弁を買って、高崎17時02分発の高崎線で帰宅。
今日の天気は、晴れ。水芭蕉は見頃でした。
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