田代山、帝釈山  2019年8月1日

 猿倉登山口→小田代→田代山→帝釈山→田代山→小田代→猿倉登山口

 9年振りに田代山に向かいます。とうきょうスカイツリー5時01分の区間急行に乗車。南栗橋、栃木、下今市で普通電車に乗り換えて、
 8時45分に会津高原尾瀬口駅に到着。駅の改札を出て、憩の家へ続く連絡通路の階段を下りて行くと、予約していたタクシーの運転手さんが待っていました。
 すぐに乗り込み出発です。路線バスと違いタクシーは早いです。湯ノ花温泉、そして水引集落を過ぎて、未舗装の林道に入りました。
 9時50分頃に猿倉登山口に到着。予定より30分ほど早く到着できました。
 すぐに出発します。木橋を渡るとアジサイが咲いていました。緑濃い山道に入りました。10分ほどで水場の標識。ちょっと寄ります。冷たくて美味しかったです。
 丸太で組んだ階段があり、結構急登です。登山道に陽射しは届きませんが、かなり暑く汗が吹き出します。
 「山頂まで1時間」の標識を過ぎてから、時々登山道に陽が射し込んできて、さらに暑くなりました。岩混じりの道を登って行きます。
 後方の展望が開けてきましたが、日光方面は雲があります。木道が現れて平坦になると、小湿原の小田代です。キンコウカが咲いています。
 再び急な登りで、田代山湿原に出ました。ニッコウキスゲが数輪咲いています。湿原に出ると少し風があり暑くはありません。
 木道は半時計回りの一方通行です。湿原にはキンコウカが咲いていて黄色いです。木道の先には、会津駒ヶ岳が見えています。
 木道脇には、イワショウブ、チングルマの果穂が見られます。弘法池を右に見て木道が突き当たると、田代山山頂の標識。
 右から木賊温泉からの木道が合流します。ここで会津駒ヶ岳をカメラでズームしてみると、駒ノ小屋が確認できました。
 木道を左に行きます。足元にはタテヤマリンドウが咲いています。ワタスゲの綿毛が一部残っています。コバイケイソウは葉だけです。
 湿原の西端に来ました。帝釈山方面に向かうと、弘法大師堂。避難小屋を兼ねています。その向かいに綺麗なトイレが出来ていました。
 トイレの裏には、ベンチがあるので小休止します。予定では、時間的に帝釈山へは無理としていたのですが、登山口に30分ほど早く着いたので、
 行けると判断して、帝釈山に向かうことにしました。少し下ってから、縦走路を行きます。ぬかるんだ所には、丸太や木道が敷かれています。
 それほど起伏の無い道です。大きな岩が出てきました。以前は無かった はしごが2ヶ所に設置されていました。
 左下に林道が見えてきて、12時30分に帝釈山に到着しました。山頂標識は、かなり傷んでいました。トンボがたくさん飛んでいます。
 ここで小休止。燧ヶ岳、会津駒ヶ岳を確認できます。15分ほど休んで、田代山に戻りました。
 猿倉登山口に向かいます。途中にニッコウキスゲが一輪咲いていました。そしてチングルマの果穂の群生地。以前来た時に花の群生を見ました。
 湿原の東端に戻ってきました。14時ちょうどに下山開始。どんどん下って行きます。水場により、タオルを絞り、汗を拭いてさっぱりしました。
 14時54分に猿倉登山口に戻ってきました。15時に予約しているタクシーが待っていました。
 Tシャツを着替えて、すぐに乗車。舘岩観光案内所に15時40分頃に到着。
 舘岩観光案内所16時35分の会津バスに乗り、駒ヶ岳登山口で下車。本日の宿 「こまどり」に到着しました。

 今日の天気は、少し雲が出ていましたが、晴れ。久しぶりの田代山、帝釈山、良かったです。
 田代山シャトルタクシーは、利用者の希望に合わせて、時間の融通が利くようです。ただし1週間前までに予約が必要です。

※「ヤマレコ」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1951319.html

猿倉登山口 アジサイが咲いてます


山道へ 水場に寄ります


美味しい水でした 山頂まで1.5km 結構急です


山頂まで1.0km 岩が混じってきました


後方の展望が開けました 木道へ 小田代


キンコウカ咲く小田代 岩を越えます


田代山湿原に出ました ニッコウキスゲ 木道は、半時計回りの一方通行


木道の先に、会津駒ヶ岳 弘法池 会津駒ヶ岳


田代山山頂標識(1,926m) イワショウブ タテヤマリンドウ


キンコウカ と 池塘 コバイケイソウの葉


ワタスゲの綿毛 湿原の西端 弘法大師堂(避難小屋)



綺麗なトイレ(弘法大師堂の向かい) 帝釈山に向かいます



ぬかるんだ所には、木道 以前、はしごは無かった



帝釈山(2,060m) 燧ヶ岳(帝釈山より) 会津駒ヶ岳方面(帝釈山より)



帝釈山より 田代山に戻ります ゴゼンタチバナ



田代山に戻りました 田代山湿原へ ここにもニッコウキスゲ



チングルマの果穂群生 下山開始



小田代通過 下ります



水場で汗を拭いて、すっきり 下山完了(猿倉登山口)