会津駒ヶ岳  2019年8月2日

 滝沢登山口→駒ノ小屋→会津駒ヶ岳→中門岳→駒ノ小屋→大津岐峠→キリンテ

 昨日は、田代山、帝釈山に登り、駒ヶ岳登山口バス停近くの民宿 「こまどり」 に宿泊しました。

 2時に起床。いつものように、パンで軽い朝食を済ませます。2時46分に宿を出ます。国道を少し行くと、すぐに滝沢登山口。
 ヘッドランプを点けて沢沿いの車道を上がって行きます。ショートカット道を少し登り、車道に戻ると駐車スペース。
 車止めを越えて行くと、尾根取付階段です。階段を上がり山道に入りました。急登ですが足元しか見えないので、一歩一歩確実に登って行きます。
 「国有林」の看板のある倒木で小休止。この看板5月に来た時は、文字が剥がれていましたが、綺麗になっていました。
 4時28分に水場のベンチに到着。登山中は足元だけを見ていましたが、結構白んできていました。小休止して、おにぎりを1つかじりました。
 ヘッドランプを消灯して、先に進みます。上空は明るくなってきて、東側は少しオレンジ色になっていますが、陽が射し込みません。
 そろそろ、日光白根山や燧ヶ岳が見えてくる頃ですが、全く姿を現しません。傾斜が緩み木道が始まりました。
 すぐに展望ベンチですが、ガスっていて駒ノ小屋、駒ヶ岳は見えません。小湿原を通ります。池塘の周りにはワタスゲの綿毛。
 階段状の木道を登って行きます。足元には、コバイケイソウ、チングルマの果穂。そして駒ノ大池に到着。駒ヶ岳は見えません。
 5時46分に駒ノ小屋に到着。小屋前のテーブルでは、宿泊者が朝食中です。
 予定では中門岳を往復してからキリンテに下山ですが、こんな天気だったら駒ヶ岳だけ登って、すぐに下山するかと考えました。
 とりあえず山頂に向かいます。駒ノ大池を過ぎると残雪がありました。足元にはハクサンコザクラが咲いています。
 木道の右側には、コバイケイソウが群生しています。側道(巻き道)を見送り、右に登って行きます。
 6時06分に会津駒ヶ岳山頂に到着。真っ白で全く展望無しです。
 せっかく来たので、中門岳方面に向かいます。側道と合流するまでの木道が新しくなったので、安心して下れます。
 木道上に1ヶ所だけ残雪がありました。山頂から10分ほどして、雲の中に太陽が、ぼやーっと見えてきたと思ったら、あっという間にガスが
 流れて晴れてきました。振り返ると会津駒ヶ岳が見えています。中門岳への稜線もはっきり見えてきました。ハクサンコザクラの群落、
 チングルマも咲いていました。新しいベンチの奥に三岩岳が見えています。所々にコバイケイソウが群生しています。
 青空になり気持ちの良い稜線歩きです。中門岳の標識のある中門大池辺りには、ワタスゲの綿毛がちらほら。
 木道末端のベンチで小休止して戻ります。燧ヶ岳が見えていますが、霞んでいます。イワカガミが咲いていましたが、うまく撮れませんでした。
 駒ノ大池に駒ノ小屋が映っています。駒ノ大池越に駒ヶ岳も見えています。7時51分に駒ノ小屋の帰って来ました。
 朝が早かったので昼食にします。宿でお弁当を作ってもらったのですが、カップラーメンが食べたくなりました。
 駒ノ小屋で、お湯付き、箸付きのカップラーメンを注文し、お弁当も食べました。
 8時25分に出発。天気が回復したので予定通り、大津岐峠に向かいキリンテに下山します。小屋右の木道を行きます。
 トイレ棟を過ぎて少し下ると、富士見林道が見えてきました。正面に燧ヶ岳が見えていますが、山頂付近に雲がかかっています。
 足元にハクサンコザクラ、コバギボウシ、ハクサンフウロなどが咲いています。小ピークに短いハシゴがありますが、注意すれば問題ありません。
 ここを過ぎれば歩きやすい稜線歩きですが、陽射しが強く、とにかく暑いです。振り返ると駒ヶ岳上空に雲が広がっています。
 小湿原にワタスゲの綿毛。駒ヶ岳が遠くなりました。そして大きな標識の建つ、大津岐峠に到着。9時38分。ウラジロヨウラクが咲いています。
 燧ヶ岳山頂は雲に覆われてしまいました。ここで最後の休憩です。
 15分ほど休んで、キリンテに向かい下って行きます。初めは少し急な所がありますが、その後は傾斜の緩い歩きやすい登山道です。
 沢の音が聞こえてきて、ジグザグに下りだすとアシサイが咲いていました。シダに覆われた森には、苔むした倒木があります。
 沢が見えてきました。木橋でキリンテ沢を渡ります。ここで沢に降りて、タオルを絞って汗を拭きます。さっぱりしました。
 11時44分にキリンテ登山口に下山しました。次のバスまでは1時間半あります。檜枝岐方面に国道を歩きます。
 30分ほど歩いて中土合公園へ。公園内にトイレと水道があります。さらに歩いて、檜枝岐歌舞伎の観客席の石段へ。
 いつもここで時間調整を兼ねて荷物を整理します。木陰で涼しく、誰もいません。
 バスの時刻が近づいてきたので、さらに国道を歩きます。六地蔵を過ぎて桧枝岐役場前辺りで、バスが来たので手を挙げて乗車しました。
 13時20分のバスです。会津高原尾瀬口15時18分の特急リバティ会津140号に乗車。下今市で乗り換えて東武日光へ。
 東武日光17時23分発の特急けごん44号に乗り帰宅。

 今日の天気は、初めは曇りでガスガス。山頂を過ぎて中門岳に向かう頃からは晴れてきました。
 やはり天気が良いと、中門岳への稜線、富士見林道は気持ちが良いです。

※「ヤマレコ」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1951338.html

滝沢登山口(国道) ショートカット道へ 尾根取付階段


ここで小休止(国有林の看板が綺麗に) 水場のベンチ


木道が始まりました 最初の展望ベンチ(駒ノ小屋見えず) 小湿原



ワタスゲの綿毛 ガスってます 駒ノ小屋直下のベンチ



駒ノ大池 残雪 山頂に向かいます


会津駒ヶ岳山頂(2,132.4m) 中門岳に向かいます 木道上に残雪


急激に晴れてきました 振り返ると、駒ヶ岳が見えてきました


ハクサンコザクラ群生 展望ベンチへ 池塘 と 三岩岳


チングルマ 中門大池


中門岳標識(中門大池) 薄っすらと燧ヶ岳 木道末端ループへ


木道末端ベンチ 再び中門大池 戻ります



ハクサンコザクラ 左、駒ノ小屋 右奥、燧ヶ岳



コバイケイソウ群生 駒ノ大池 と 駒ノ小屋 駒ノ大池 と 駒ヶ岳



駒ノ小屋に戻りました 富士見林道に向かいます 富士見林道が見えます



ここにもハクサンコザクラ 白いコバギボウシ ハクサンフウロ



ツマトリソウ?



駒ヶ岳が遠くなりました 大津岐峠 燧ヶ岳山頂は雲の中(大津岐峠より)



ウラジロヨウラク(大津岐峠) キリンテに下ります 一部紅葉してます



アジサイ



キリンテ沢を渡りました キリンテ登山口に下山