尾瀬  2019年9月5日、6日

9月6日  長蔵小屋→三平下→大清水平→皿伏山→白尾山→富士見峠→昼場→見晴→尾瀬ヶ原→山ノ鼻→鳩待峠

 3時半起床。談話室に行きポットのお湯でコーヒーを入れて、パンで軽い朝食を済ませます。外を眺めると星が見えています。
 4時26分に出発。少し白んできてますが、足元は暗いのでヘッドランプを点けます。ビューポイントで大江湿原を眺めると夜明けは近いようです。
 釜っ堀湿原から東岸を行きます。尾瀬沼に薄っすらと霧がかかっています。三平下から尾瀬沼南岸道に入ります。
 この辺りで消灯。傾いたり破損した木道に注意します。尾瀬沼は朝焼けで赤く染まっています。
 南岸分岐から尾瀬沼を離れて、山道を少し登り樹林帯を抜けると開けた大清水平に出ました。少し霧が漂っています。燧ヶ岳の頭が見えています。
 大清水平の標識を過ぎて、再び山道に入る直前に、振り返ると朝陽が射し込みました。山道を登って行くと、小湿原に出ました。
 ここからも燧ヶ岳の頭が見えます。湿原なので木道がありますが、古いので傷んでいます。緩い傾斜の森の中を行きます。
 途中には古い道標があります。そしてベンチがある皿伏山に到着。小休止して、おにぎりを1つかじります。
 少し下ります。しばらくは、皿伏山と白尾山の鞍部。時々木道がありますが、苔むしていて滑ります。
 セン沢田代は遠目に見えるだけで、湿原には行けません。セン沢田代の道標を過ぎて、白尾山への登りが始まりました。
 傾斜が徐々に増してきて高度が上がってきました。振り返ると燧ヶ岳が見えていました。急登が終わると木道になり、すぐに白尾山に到着。
 以前は古いベンチがあったのですが、無くなっていました。山頂からは展望はありませんが、すぐに南側は開けて良い眺めです。
 上州武尊山、赤城山がすぐにわかります。そして赤城山の右上に富士山がくっきり見えています。残念ですが、スマホでは映りませんでした。
 快晴で気持ちが良いです。軽い上り下りの登山道。時々、小湿原が現れます。アヤメ平、至仏山、笠ヶ岳、燧ヶ岳も見えてきました。
 マイクロ湿原を抜けると、マイクロウェーブ反射板の建つ台地へ。ここで山道は終わり、轍のある林道を下って行きます。
 富士見峠の道標を過ぎると、すぐに冨士見小屋跡に到着。小屋の前から正面には赤城山。今日は富士山が見えていて、正に冨士見小屋です。
 小屋の前で、お湯を沸かしてコーヒー休憩します。20分ほど休んで出発。林道を富士見峠に戻ります。
 ここから八木沢道を下ります。傾斜の緩い登山道を下って行きます。前方に皿伏山、燧ヶ岳が時々見えます。十二曲りの道標を通過。
 昼場では燧ヶ岳が見えます。ここからはさらに傾斜が緩くなります。ぬかるんだ所が多くあり、地面がスポンジみたいな所もあります。
 沢沿いを行くと八木沢橋。森の中を行きます。見晴沼尻川橋を渡り、さらに行くと開けて、見晴キャンプ場に出ました。
 弥四郎清水で顔を洗ってさっぱり。もうスッパツは要らないので泥を落とします。桧枝岐小屋でお昼にします。
 ニンニクチップを入れたカレーライス。これ美味しいんです。
 30分ほど休んで尾瀬ヶ原に出ます。赤田代方面に向かいます。まだ夏のような空ですが、湿原は茶色くなり始めています。
 足元にはウメバチソウが咲いています。東電小屋に向かい東電尾瀬橋を渡ります。サラシナショウマが咲いています。
 緑のトンネルを抜けると東電小屋。ヨシッ堀田代を行くと右前方に景鶴山。この辺り木道工事中でした。
 ヨッピ吊橋を渡り、至仏山に向かっていきます。池塘には雲が映り、ヤマドリゼンマイが茶色くなり始めています。
 大池塘では、ウルシが赤くなってきました。牛首手前も木道工事中。牛首分岐のベンチには、小学生高学年かぁ?の集団が休んでいます。
 上ノ大堀川橋を渡り逆さ燧の池塘。雲は映ってますが、水面が揺らいでいて、逆さ燧は はっきりしません。
 ヒツジグサの葉も色づいてきました。山ノ鼻に着くと山の鼻小屋は休業中。山ノ鼻ビジターセンターの温度計は、25℃。
 さぁ、下山開始。階段が始まると汗が吹き出します。13時31分に鳩待峠に到着。顔だけ洗って、荷物の整理は後回し。
 鳩待峠13時40分のバスで戸倉へ。ここで荷物を整理。戸倉14時19分のバスで上毛高原駅へ。
 上毛高原16時14分のMaxたにがわ412号に乗り帰宅。

 今日の天気は、晴れ。夏のように暑かったですが、湿原は秋になってきました。
 今回は久しぶりに小淵沢田代と尾瀬沼から白尾山へのルートを歩いてきました。滅多に使われない道なので、途中に蜘蛛の巣が多くあり、鬱陶しかったです。
 そして、カメラを忘れて大失敗でした。

※「ヤマレコ」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2006033.html

夜明け前に出発 三平下 燧ヶ岳 と 尾瀬沼



朝焼け(尾瀬沼南岸道より) 大清水平に向かいます(南岸分岐) 大清水平



中央に燧ヶ岳の頭(大清水平) 朝陽が射し込みました(大清水平)



小湿原 燧ヶ岳(小湿原より) 古い道標



皿伏山(1,916.8m) 中央に白尾山 苔むした古い木道



セン沢田代道標 白尾山への登り 振り返ると、燧ヶ岳が見えて来ました



白尾山(2,003m) 左、赤城山 右、上州武尊山 左、日光白根山 中央、荷鞍山 右、赤城山



マイクロ湿原 燧ヶ岳(マイクロ湿原より) マイクロウェーブ反射板



しばらく林道歩き 富士見峠 冨士見小屋跡



八木沢道へ(富士見峠) 十二曲り 左、燧ヶ岳 右、皿伏山



昼場 八木沢橋へ



見晴沼尻川橋 見晴キャンプ場に出ました



桧枝岐小屋で昼食 桧枝岐小屋前 昼食は、カレーライス(ニンニクチップ入り)



尾瀬ヶ原へ(赤田代方面へ) 至仏山 東電尾瀬橋



緑のトンネル 東電小屋 木道工事中(ヨシッ堀田代)



ヨッピ吊橋 池塘に雲が映ります



ウルシが色づいてきました 牛首手前も木道工事中



牛首分岐へ



上ノ大堀川橋 逆さ燧の池塘 ヒツジグサの葉も色づいてきました



山ノ鼻 下山開始



山ノ川上川橋 テンマ沢 登りが始まりました



至仏山 あと少し 鳩待峠に到着